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スタンダードシリーズ

シャトー・メルシャン アンサンブル 萌黄Chateau Mercian Ensemble Moegi

2015

エレガントな味わいの日本ワイン

テイスティングガイド
白(辛口)
MARIAGE
魚介のバターソテー、クリームシチュー、豆乳仕立てなどまろやかな料理との相性がよい。
概要
シャトー・メルシャン アンサンブルは『日本のすばらしい四季と豊かな食材に合わせて日本ワインを楽しむ』というコンセプトのもと、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをマリアージュする事で生み出される味わいの『調和(アンサンブル)』が楽しめるワインです。福島県及び長野県産のシャルドネを主体に、シャープな酸味がすがすがしい山梨県産の甲州等をアクセントで加えた、エレガントな味わいが楽しめるワインです。洋梨や白桃を思わせる香りに、柑橘系のすがすがしい香りも感じられます。口中では樽由来のヴァニラのニュアンスとふくよかな果実味が調和した厚みのある味わいです。
テイスティングコメント
コメンテーター:ワインメーカー 小林 弘憲

輝きのあるレモンイエロー。レモン、グレープフルーツを思わせるフレッシュな果実香が広がります。口中では樽に由来するアーモンド、ヴァニラ、バターなどのニュアンスとふくよかな程よいミネラル感とが調和し、まろやかな酸味と厚みのある味わいを感じ取れます。
ヴィンテージ情報
コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一

<福島県>
積雪は平年より多く、彼岸すぎからは天候に恵まれ、低湿度の日が続きました。 5月中旬からは、台風の影響によるまとまった雨により、新梢は短日のうちに伸び、ブドウの生育は促進され例年に比べて1週間早く開花しました。その後、降雨の少ない乾燥状態が8月中旬まで続き、新梢の伸びは止まり陽射しの強さから葉焼けや果実の日焼け症状を起こしました。天候が良すぎた影響でブドウの生育は抑えられ、ヴェレーゾン始めは、昨年並みとなりました。その後は曇りや雨の日が多く、日照時間は短くなり日中の気温は下がり凌ぎやすい天候となりましたが、平年に比べて最高気温が低く、最低気温が高い状態が続いたため、8月下旬から糖度上昇は緩やかとなり酸度の下降が早まりました。酸度の値を重視し収穫期は平年並みの9月中旬から行いました。

<長野県>
早い春の訪れで、新梢の芽吹きも平均的でした。梅雨入りは平年並みで、病気発生を心配するような暑さと湿気はなく、ベト病は皆無でした。梅雨明け後は熱帯夜がなく夜間は寒いほどで、盆を過ぎても残暑がなく、雨ばかりの秋へと移行しました。台風が多発しましたが、一年を通し風が強く、樹木の隅々、葉の裏側まで湿った空気を一掃してくれました。秋はさらに日照不足が懸念され、シャルドネにとっては糖度の伸びが心配な夏から秋でした。収穫期のタイミングが読めず、大雨で肥大化が進み大房になってしまったため、日照不足での低糖度および果実肥大という好ましくない収穫を避けるために可能なかぎり収穫を延期しました。大雨にもかかわらず防除タイミングが功を奏し、収穫期は好天に恵まれ、腐敗・病気も皆無の良好なブドウが収穫できました。

<山梨県>
前年のような大雪はなく、ほぼ平年並みの寒さの冬となりました。4月下旬~5月上旬にかけて天候が安定し気温も上がり、開花は例年より5日ほど早まり、その後も生育ステージは例年より10日前後早い状態で進みました。6月下旬から7月上旬まで梅雨らしい雨が続いた後、8月上旬は高温となり猛暑日が続きましたが、下旬からは気温が下がりました。収穫は例年より1週間前後早いものとなり、着果数が多く例年に比べて豊作となりました。
基本情報
【産地】
シャルドネ:福島県、長野県 甲州:山梨県
【使用品種】
シャルドネ、甲州
【容量】
750ml
【栽培】
棚式、垣根式
【収穫】
9月中旬~10月上旬
【発酵】
ステンレスタンク発酵、オーク樽発酵
【育成】
ステンレスタンク育成、オーク樽育成
【生産本数】
約63,000本
コメンテーター プロフィール
ワインメーカー 小林 弘憲
研究者として多角的な方面からワイン造りを学んできたワインメーカー。ブドウ栽培から醸造・育成にいたる工程の全てにおいて、ワインの品種向上を追求する真摯な姿勢は、『シャトー・メルシャン』のワイン造りに息づいている。
ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
日本各地の栽培農家に栽培指導を行う『シャトー・メルシャン』のブドウ栽培の要。「よいワインを造るために、品質の高いブドウを育てていくことが栽培家の務め」と、日々尽力している。

2014

エレガントな味わいの日本ワイン

テイスティングガイド
白(辛口)
MARIAGE
魚介のバターソテー、クリームシチュー、豆乳仕立てなどまろやかな料理と合わせて味わいたいワインです。
概要
シャトー・メルシャン アンサンブルは『日本のすばらしい四季と豊かな食材に合わせて日本ワインを楽しむ』というコンセプトのもと、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをマリアージュする事で生み出される味わいの『調和(アンサンブル)』が楽しめるワインです。福島県及び長野県産のシャルドネを主体に、シャープな酸味がすがすがしい山梨県産の甲州等をアクセントで加えた、エレガントな味わいが楽しめるワインです。洋梨や白桃を思わせる香りに、柑橘系のすがすがしい香りも感じられます。口中では樽由来のヴァニラのニュアンスとふくよかな果実味が調和した厚みのある味わいです。
基本情報
【産地】
福島県、長野県、山梨県
【使用品種】
シャルドネ主体、甲州
【栽培】
棚式栽培・垣根式栽培
【発酵】
ステンレスタンク発酵、オーク樽発酵
【収穫】
9月中旬~10月上旬
【育成】
ステンレスタンク育成、オーク樽育成

2013

エレガントな味わいの日本ワイン

テイスティングガイド
白(辛口)
MARIAGE
魚介のバターソテー、クリームシチュー、豆乳仕立てなどまろやかな料理と合わせて味わいたいワインです。
概要
『シャトー・メルシャン アンサンブル』は、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをマリアージュすることで生み出される、味わいの「調和(アンサンブル)」が楽しめる日本ワイン。福島県産と長野県産のシャルドネを主体に、シャープな酸味がすがすがしい山梨県産の甲州などをアクセントで加えた、エレガントな味わいのワインです。
テイスティングコメント
コメンテーター:ワインメーカー 小林 弘憲

色調は輝きのあるレモンイエロー。レモン、グレープフルーツ、パイナップルを思わせるフレッシュな果実香が広がります。口中では樽に由来するアーモンド、ヴァニラ、バターなどのニュアンスと、ふくよかな果実味とが調和。まろやかな酸味と厚みのある味わいを感じ取れます。(2014年4月)
ヴィンテージ情報
コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一

【福島県】3月まで低温が続き、雪解けは遅れました。4月下旬のサクラ開花期に13cmの積雪。安定した天気は5月まで続くものの、日中の気温は上がらず冷涼であったため、ブドウの生育は遅れました。6月に入り、例年に比べ気温が高い日が続き、まとまった降雨がなく雑草が伸びないほどの乾燥状態に。開花期は平年並みとなりました。梅雨前半は湿度の低いカラっとした天気が続き、2年続きの「いい意味」での異常気象に。7月からは曇天が続きました(上旬の1週間の日照37時間)。水田の補水が不要なくらい降雨日数は多く、湿度も高い気候になりました。気温が高くない日が多く、灰色カビ病が発生しましたが、摘房(収量制限)を兼ねて病果を取り除くことで、病気の蔓延率を抑えました。直接雨が当たらない「雨よけ」の強みをいかし、8月からの好天も後押しとなり、糖度・酸度のバランスのとれたブドウが9月中旬より収穫されました。
【長野県】4月20日、21日に観測史上最も遅い降雪を記録した寒い春でした。花が雪害にあい、生育の早い果樹は全滅。シャルドネは展葉2枚くらいでしたが、被害はありませんでした。両品種とも萌芽から展葉までの生育は遅れを生じていましたが、5月になると晴れ間が多く順調に生育しはじめました(全く雨が降らなかった)。例年より10日、昨年より11日早く5月29日に梅雨入りしたものの降雨はなく、1週間に1回夕立がパラパラと降る程度。6月6日に激しい降雹があったものの、少雨のため病害虫は皆無でした。その後は2週間に1回一瞬の豪雨が降りましたが、ブドウにとっては適度な灌水となりました。7月6日の梅雨明け宣言後に雨が多くなりましたが3日降り続くことはなく、地表面を激しく流れるだけで土中には沁み込みませんでした。例年になく実止まりが少なく、バラ房(粗着)に。これは、昨年の好天による豊作(収量過多)、春先までの低温、水不足、満開時の雨などさまざまな要因が重なったせいだと考えられます。着色完了後、果房を確認すると例年に比べ小さく果梗が見えるほどのバラ房でした。房重も例年の約半分ほどでしたが、猛暑による日焼け果の発生などはなく順調に生長。寒暖の差が大きくブドウにとって好条件となり、例年より5日早い、腐敗果がない、快適な収穫となりました。総合的な結果は、「適正な収穫量をクリアすることにより得られる品質」を「気候的、人為的ともに実践できた良質なミレジム」でした。
【山梨県】2月までは平成に入って最も寒い冬となりました。3月は暖かい陽気が続き、ブドウの萌芽が早まると予想されましたが、4月から5月のゴールデンウィークまでは寒気が南下。気温が低い日が続き、生育にはブレーキがかかりました。5月中旬からは連日暑い日が続き、降雨は観測史上最少に。梅雨入りは5月29日と早め。ブドウは短期間のうちに生育し、開花は昨年より5日早く確認されました。梅雨明けは7月6日。その後、8月まで雨の少ない猛烈な暑さが続き、9月上旬までは残暑厳しい気候に。台風から変わった温帯低気圧により、それまで降雨のなかった地域にも「恵みの雨」をもたらしました。これを境に、太平洋高気圧の勢力が急速に弱まり、日中も35度を越えることはなくなりました。例年にない早い梅雨明けからの暑さにより夏が長く感じられましたが、急速な秋の訪れを迎えたのです。朝晩と日中の温度差が大きくなったことで、ブドウの着色は良好。昨年に続いて酸と糖度のバランスが良い、良質なブドウが収穫されました。
基本情報
【産地】
長野県および山梨県
【使用品種】
シャルドネ主体、甲州
【容量】
750ml
【発酵】
ステンレスタンク発酵、オーク樽発酵
【収穫】
9月中旬~10月上旬
【育成】
ステンレスタンク育成、オーク樽育成
コメンテーター プロフィール
ワインメーカー 小林 弘憲
研究者として多角的な方面からワイン造りを学んできたワインメーカー。ブドウ栽培から醸造・育成にいたる工程の全てにおいて、ワインの品種向上を追求する真摯な姿勢は、『シャトー・メルシャン』のワイン造りに息づいている。
ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
日本各地の栽培農家に栽培指導を行う『シャトー・メルシャン』のブドウ栽培の要。「よいワインを造るために、品質の高いブドウを育てていくことが栽培家の務め」と、日々尽力している。

2012

エレガントな味わいの日本ワイン

テイスティングガイド
白(辛口)
MARIAGE
魚介のバターソテー、クリームシチュー、豆乳仕立てなどまろやかな料理と合わせて味わいたいワインです。
概要
『シャトー・メルシャン アンサンブル』は、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをマリアージュすることで生み出される、味わいの「調和(アンサンブル)」が楽しめる日本ワイン。福島県産と長野県産のシャルドネを主体に、シャープな酸味がすがすがしい山梨県産の甲州などをアクセントで加えた、エレガントな味わいのワインです。
テイスティングコメント
コメンテーター:ワインメーカー 松山 周平

色調は輝きのあるレモンイエロー。グレープフルーツ、パイナップルを思わせるフレッシュな果実の香りが広がります。口中では樽由来のヴァニラのニュアンスとふくよかな果実味が調和し、まろやかな酸味と厚みのある味わいが感じられます。(2013年5月)
ヴィンテージ情報
コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一

【福島県】3月まで低温が続き、雪解けは遅れました。4月下旬のサクラ開花期に13cmの積雪。安定した天気は5月まで続くものの、日中の気温は上がらず冷涼であったため、ブドウの生育が遅れました。6月に入り、例年に比べ気温が高い日が続き、まとまった降雨がなく雑草が伸びないほどの乾燥状態に。開花期は平年並みとなりました。梅雨前半は湿度の低いカラっとした天気が続き、2年続きの「いい意味」での異常気象に。7月からは曇天が続きました(上旬の1週間の日照37時間)。水田の補水が不要なくらい降雨日数は多く、湿度も高い気候になりました。気温が高くない日が多く、灰色カビ病が発生しましたが、摘房(収量制限)を兼ねて病果を取り除くことで、病気の蔓延率を抑えました。直接雨が当たらない「雨よけ」の強みをいかし、8月からの好天も後押しとなり、糖度・酸度のバランスのとれたブドウが9月中旬より収穫されました。
【長野県】寒い春でした。4月20日、21日に観測史上最も遅い降雪となりました。果樹の花が雪害により、生育の早い果樹は全滅しました。シャルドネは展葉2枚くらいでしたが、被害はありませんでした。両品種とも萌芽から展葉までの生育が遅れましたが、5月になると晴れ間が多く順調に生育しました(全く雨が降りませんでした)。例年より10日、昨年より11日早い5月29日に梅雨入りしたものの降雨はなく、1週間に1回夕立がパラパラと降る程度でした。6月6日に激しい降雹があったものの、少雨のため、病害虫は皆無でした。その後は2週間に1回、一瞬の豪雨が降りましたが、ブドウにとっては適度な灌水でした。7月6日の梅雨明け宣言後に雨が多くなったものの3日続くことはなく、地表面を激しく流れるだけで土中には沁み込みませんでした。例年になく実止まりが少なく、バラ房(粗着)となりました。これは、昨年の好天による豊作(収量過多)、春先までの低温、水不足、満開時の雨などさまざまな要因が重なったことが考えられます。着色完了後、果房を確認すると、例年に比べ小さく果梗が見えるほどのバラ房でした。房重も例年の約半分ほどであったが、猛暑による日焼け果の発生などはなく、順調に生長しました。寒暖の差が大きく、ブドウにとって好条件となりました。例年より5日早い、腐敗果がない、快適な収穫でした。総合的な結果は、「適正な収穫量をクリアすることにより得られる品質」を「気候的、人為的ともに実践できた良質なミレジム」となりました。
【山梨県】2月までは平成に入って最も寒い冬となりました。3月は暖かい陽気が続き、ブドウの萌芽が早まると予想されましたが、4月から5月のゴールデンウィークまでは寒気が南下。気温が低い日が続き、生育にはブレーキがかかりました。5月中旬からは連日暑い日が続き、降雨は観測史上最少に。梅雨入りは5月29日と早め。ブドウは短期間のうちに生育し、開花は昨年より5日早く確認されました。梅雨明けは7月6日。その後、8月まで雨の少ない猛烈な暑さが続き、9月上旬までは残暑厳しい気候に。台風から変わった温帯低気圧により、それまで降雨のなかった地域にも「恵みの雨」をもたらしました。これを境に、太平洋高気圧の勢力が急速に弱まり、日中も35度を越えることはなくなりました。例年にない早い梅雨明けからの暑さにより夏が長く感じられましたが、急速な秋の訪れを迎えたのです。朝晩と日中の温度差が大きくなったことで、ブドウの着色は良好。昨年に続いて酸と糖度のバランスが良い、良質なブドウが収穫されました。
基本情報
【産地】
長野県および山梨県
【使用品種】
シャルドネ主体、甲州
【容量】
750ml
【発酵】
ステンレスタンク発酵、オーク樽発酵
【収穫】
9月中旬~10月上旬
【育成】
ステンレスタンク育成、オーク樽育成
コメンテーター プロフィール
ワインメーカー 松山 周平
栽培・醸造のどちらにも精通し、論理的思考と情緒的観点の両面からワイン造りをとらえることができるワインメーカー。そのテイスティング能力の高さは『シャトー・メルシャン』内でも高い評価を得ている。
ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
日本各地の栽培農家に栽培指導を行う『シャトー・メルシャン』のブドウ栽培の要。「よいワインを造るために、品質の高いブドウを育てていくことが栽培家の務め」と、日々尽力している。

2011

エレガントな味わいの日本ワイン

テイスティングガイド
白(辛口)
MARIAGE
魚介のバターソテー、クリームシチュー、豆乳仕立てなどまろやかな料理と合わせて味わいたいワインです。
概要
『シャトー・メルシャン アンサンブル』は、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをマリアージュすることで生み出される、味わいの「調和(アンサンブル)」が楽しめる日本ワイン。福島県産と長野県産のシャルドネを主体に、シャープな酸味がすがすがしい山梨県産の甲州などをアクセントで加えた、エレガントな味わいのワインです。
テイスティングコメント
コメンテーター:ワインメーカー 松山 周平

色調は輝きのあるレモンイエロー。グレープフルーツのような柑橘、マンゴーやパイナップを思わせる豊かな果実の香りが広がります。口中では樽由来のヴァニラのニュアンスとふくよかな果実味が調和し、厚みのある味わいを織り成します。(2012年2月)
ヴィンテージ情報
コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一

【福島県】例年になく降雪が多く、融雪期間が3カ月と長引きました。サクラの開花は昨年より7日遅れ、4月まで低温傾向で推移。そのため、ブドウの萌芽は昨年より11日遅れました。5月は暖かい日が続き、生育は5日遅れにまで回復。梅雨中期まで降雨が少なく、蒸し暑い日がきましたが、後期に入ると降雨が続く天候になりました。梅雨明けとともに、暑さと乾燥状態が続いたため、着色期には例年並みとなりました。暑さは9月上旬まで続きましたが、中旬からは曇天や雨の日が多くなり、一雨ごとに涼しい気候に。低温と暑さが交互に訪れた年であったため、各園の成熟期にバラつきがあり、熟度に達した園から収穫を行いました。
【長野県】1月~2月は降雪が少ない暖冬でした。3月から断続的に寒気が流れ込み、低温は5月上旬まで続いたため、ブドウの萌芽は1週間遅れに。萌芽から展葉までに時間がかかり、生育が遅れました。5月中旬に入ると温暖となり、昨年より3日遅れで開花。梅雨に入ると、亜熱帯地域の雨季を思わせるような降雨が増加しました。雨上がりから葉や新梢が早く乾くのが垣根栽培の強み。更に、生産者の厳密な栽培管理により、良い状態で収穫期を迎えることができました。
【山梨県】この年の春前半は、冬型の気圧配置となる日や冷涼な高気圧に覆われ、晴れの日が続きました。平均気温は寒気の影響で3~4月は低く推移。ブドウの萌芽は大幅に遅れました。5月の気温は平年並みに回復。下旬には前線や低気圧、台風の影響により、曇りや雨の日が多くなり、平年より早い梅雨入りを迎えました。そのような気象条件の下で、平年より7日、昨年より3日遅れてブドウが開花。6月下旬から7月中旬までは太平洋高気圧に覆われ、晴れて暑い日が続き、ブドウは生育の遅れを挽回しました。7月中旬頃の台風6号の接近を境に、暑さは失速し、朝晩の冷え込みと日中の涼しさは秋を感じさせるような陽気に。8月上旬に入ると猛烈な暑さが戻り、その後は秋雨前線の影響による雨を境に、涼しさが続き、夏と秋が交互に訪れたような特異な年となりました。昨年と同時期に着色を迎え、生育も順調に推移。8月下旬からのゲリラ豪雨や9月の台風があり、生産者は収穫期まで厳密な栽培管理を行いながら、ブドウの収穫を迎えました。
基本情報
【産地】
長野県および山梨県
【使用品種】
シャルドネ主体、甲州
【容量】
750ml
【発酵】
ステンレスタンク発酵、オーク樽発酵
【収穫】
9月中旬~10月上旬
【育成】
ステンレスタンク育成、オーク樽育成
コメンテーター プロフィール
ワインメーカー 松山 周平
栽培・醸造のどちらにも精通し、論理的思考と情緒的観点の両面からワイン造りをとらえることができるワインメーカー。そのテイスティング能力の高さは『シャトー・メルシャン』内でも高い評価を得ている。
ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
日本各地の栽培農家に栽培指導を行う『シャトー・メルシャン』のブドウ栽培の要。「よいワインを造るために、品質の高いブドウを育てていくことが栽培家の務め」と、日々尽力している。

2010

エレガントな味わいの日本ワイン

テイスティングガイド
白(辛口)
MARIAGE
魚介のバターソテー、クリームシチュー、豆乳仕立てなどまろやかな料理と合わせて味わいたいワインです。
概要
『シャトー・メルシャン アンサンブル』は、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをマリアージュすることで生み出される、味わいの「調和(アンサンブル)」が楽しめる日本ワイン。福島県産と長野県産のシャルドネを主体に、シャープな酸味がすがすがしい山梨県産の甲州などをアクセントで加えた、エレガントな味わいのワインです。
テイスティングコメント
コメンテーター:ワインメーカー 松山 周平

色調は輝きのある黄色。蜜柑やすだちのような和柑橘を思わせる香りに加え、マンゴーやパイナップルなどのようなトロピカルな香りも感じられます。芳醇な果実味とうまみによって、しっかりとした飲み応え。優しい酸味とのバランスが絶妙で、樽育成による心地よいヴァニラの香りがアクセントになっています。
ヴィンテージ情報
コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一

【福島県】冬は寒気の影響が小さく高温、少雪でした。4月~6月まで低温・長雨傾向で推移したため、平年に比べ萌芽から開花までの推移が1週間遅れとなりました。7月20日の梅雨明け後は猛暑、少雨が続き、着色期には例年の3日遅れまで回復。暑さは9月上旬まで続きましたが、中旬からは曇天や雨の日が多くなり一雨ごとに涼しくなっていきました。低温と猛烈な暑さが急激に訪れた年であったため各園の成熟期にバラつきがあり、適熟に達した園から順次収穫を行いました。
【長野県】3月までは例年より本州から東に離れて低気圧が発達したため寒気が南下しにくく、昨冬に続き暖冬となりました。4月は上空に寒気が流れ込み低温の日が長く続きました。ゴールデンウィークは高気圧の影響で気温が上がるも、その後は気温の低い日や曇天日が多くなりました。このため、萌芽から満開まで過去10年で最も遅い日を記録。梅雨明け(7月中旬)までの天候は降水量が平年に比べ多く果実が乾く間がないほどであったため、薬剤防除のタイミングの見極めが非常に難しかったです。梅雨明けを境に、太平洋高気圧の張り出しが大きい期間が長く続き9月中旬まで記録的な猛暑となりました。ブドウの生育は初期の大幅な遅れが影響し、着色完了は平年より3日遅れ。また、暑さによる酸度の急激な下降が起こりました。ブドウ果実における熟度と酸度のバランスを考慮した、収穫適期の見極めが難しいヴィンテージでした。
基本情報
【産地】
長野県および山梨県
【使用品種】
シャルドネ主体、甲州
【容量】
750ml
【発酵】
ステンレスタンク発酵、オーク樽発酵
【収穫】
9月中旬~10月上旬
【育成】
ステンレスタンク育成、オーク樽育成
コメンテーター プロフィール
ワインメーカー 松山 周平
栽培・醸造のどちらにも精通し、論理的思考と情緒的観点の両面からワイン造りをとらえることができるワインメーカー。そのテイスティング能力の高さは『シャトー・メルシャン』内でも高い評価を得ている。
ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
日本各地の栽培農家に栽培指導を行う『シャトー・メルシャン』のブドウ栽培の要。「よいワインを造るために、品質の高いブドウを育てていくことが栽培家の務め」と、日々尽力している。

2009

エレガントな味わいの日本ワイン

テイスティングガイド
白(辛口)
MARIAGE
魚介のバターソテー、クリームシチュー、豆乳仕立てなどまろやかな料理と合わせて味わいたいワインです。
概要
『シャトー・メルシャン アンサンブル』は、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをマリアージュすることで生み出される、味わいの「調和(アンサンブル)」が楽しめる日本ワイン。福島県産と長野県産のシャルドネを主体に、シャープな酸味がすがすがしい山梨県産の甲州などをアクセントで加えた、エレガントな味わいのワインです。
テイスティングコメント
コメンテーター:ワインメーカー 松山 周平

色調は輝きのある黄色。洋ナシや白桃を思わせる香りに、レモンやライムなどのすがすがしい香りも感じられます。口中では樽由来のヴァニラのニュアンスとふくよかな果実味が調和。厚みのある味わいを織り成します。
ヴィンテージ情報
コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一

【福島県】冬は寒気の影響が小さく高温、少雪でした。春先の寒の戻りは長続きせず、平年並みの4月中旬に萌芽。 高温、少雨傾向で推移したため、新梢は順調に生育しました。6月からは、低気圧や気圧の谷の影響で、曇りの日が多く、下旬には晴れの日が続いたものの、その後は前線が停滞。太平洋高気圧の張り出しが弱いため、梅雨明け宣言されないまま8月までくずついた天気が続きました。ブドウは開花から成熟期まで陽を拝むことが少なく、生育は遅れ気味に。湿潤が長く続いた影響で、病気が発生したものの、幸い気温が低く推移したため、蔓延はしませんでした。9月からは晴れの日が続き、日照不足は解消されましたが、真夏の暑い日差しを受けなかった影響で、糖度は上がらず、酸が高い状態が続きました。中旬からは気温が高めに推移したため、平年並みの収穫スタートとなりました。
【長野県】ここ数年の暖冬傾向は変わらず、冬季剪定作業がはかどる気候が続きました。梅雨明け(7月中旬)までの天候は降水量が平年に比べ少なく、気温と湿度が低い日が続いたため、ブドウの生育はやや遅れぎみに。高温湿潤条件を好む「ベト病」の発生は見られませんでした。梅雨明けから1カ月は、今までの乾燥状態から一転して降雨量が増加。曇天で日照不足の日が続きました。気温の低い冷涼な日が多かったのが幸いし、病気の発生は少なく抑えられました。8月のお盆明け以降から1カ月半は降雨量が極めて少なく、晴天が続き、朝晩は例年になく冷え込んだため、ブドウは生育の遅れを挽回。糖度の上昇と着色が促進され成熟が短期間のうちに進みました。その後は収穫期まで夜温が低く、早朝は息が白く見えるほど冷え込んだため、晩腐病の発生は極めて少なく済みました。酸度の急激な下降がなく、バランスのとれたブドウが収穫されました。
基本情報
【産地】
長野県および山梨県
【使用品種】
シャルドネ主体、甲州
【容量】
750ml
【栽培方法】
棚式栽培、垣根式栽培
【収穫】
9月中旬~10月上旬
【発酵】
ステンレスタンク発酵、オーク樽発酵
【育成】
ステンレスタンク育成、オーク樽育成
コメンテーター プロフィール
ワインメーカー 松山 周平
栽培・醸造のどちらにも精通し、論理的思考と情緒的観点の両面からワイン造りをとらえることができるワインメーカー。そのテイスティング能力の高さは『シャトー・メルシャン』内でも高い評価を得ている。
ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
日本各地の栽培農家に栽培指導を行う『シャトー・メルシャン』のブドウ栽培の要。「よいワインを造るために、品質の高いブドウを育てていくことが栽培家の務め」と、日々尽力している。

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