主な国際ワインコンクール
デカンター・ワールド・ワイン・アワード
(Decanter World Wine Awards)
英ワイン誌『デカンター』が主催、12,200余点の出品数を誇る世界最大のワインコンクールです。タイプ、地域、価格帯などのカテゴリーで審査・評価され受賞ワインが決定されます。
ワインメーカー、マスター・オブ・ワイン(MW)、ワインジャーナリストなどのエキスパートが審査員を務めるコンクールです。
開催地:イギリス ロンドン
デカンター・アジア・ワイン・アワード
(Decanter Asia Wine Awards)
英国で2004年に始めた「ワールド・ワイン・アワード」のアジア版。アジアの有名評論家を審査員に迎え、アジア初のマスター・オブ・ワインであるジェニー・チョ・リーMWと、ワールド・ワイン・アワードの議長でもあるスティーヴン・スパリュア氏が、共同で議長を務めています。
開催地:香港
インターナショナル・ワイン・チャレンジ
(International Wine Challenge)
毎年9,500点以上のワインが出品され、現在世界最大で最も影響力のあるブラインドテイスティングによるワインコンクールです。 権威ある審査員による数度に及ぶ厳正な選考過程を経て評価が決定されます。
開催地:イギリス ロンドン
インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション
(International Wine & Spirit Competition)
世界の優れたワイン、スピリッツ、リカーを認定・紹介し、品質向上と市場拡大に寄与することを目的に1969年創設。
歴代の会長にはロバート・モンダヴィ氏やヴァロン・フィップ・ロートシルト氏、ミゲール・トーレス氏など、 業界の権威と呼ばれる多くの人々が就任しており、「世界で最も権威のあるコンペティション」として認知されています。
開催地:イギリス ロンドン
リュブリアーナ国際ワインコンクール
(Vino Ljubljana,International wine competition)
定期的に開かれる国際コンクールとして長い歴史を持つとともに、ブドウ栽培とワイン醸造について、権威ある国際機構「国際ぶどう・ぶどう酒機構」(略称O.I.V.本部パリ)の後援のもとに開催されています。
開催地:スロベニア リュブリアーナ
チャレンジ・インターナショナル・デュ・ヴァン
(Challenge International du vin)
1976年よりボルドー地方のブールで行われているコンクール。
フランスで行われる数々の国際ワインコンクール中でも歴史が古く、毎年5,000点以上のワインが出品されています。
ワインの専門家だけでなく、一般の愛好家も含めテイスティングによって評価が決められます。
開催地:フランス ボルドー
URL http://www.challengeduvin.com/
ジャパン・インターナショナル・ワイン・チャレンジ
(Japan International Wine Challenge)
1984年に英国で始まり、以後毎年同国で開催されている世界最大規模の国際ワインコンクールが、1998年、1999年、2000年に日本でも「ジャパン・インターナショナル・ワイン・チャレンジ」として開催されました。
開催地:日本 東京
シャルドネ・デュ・モンド
(Chardonnay du Monde)
「Revue des Oenologue」というワイン醸造専門雑誌主催で、1993年より、フランス・ブルゴーニュ地方マコン近郊で毎年開催されるコンクール。
世界中からシャルドネによるワインが出品されています。
開催地:フランス ブルゴーニュ
ヴィナリ国際ワインコンクール
(Vinalies Internationales)
1995年からフランス醸造技術者協会の主催で開催される国際ワインコンクール。
例年、世界中の100以上のワイナリーから2000点以上のワインが出品されています。
開催地:フランス パリ
レ・シタデル・デュ・ヴァン
(Les Citadelles du Vin)
ブドウ栽培やワイン醸造について、世界的にも権威のある国際機構「国際ぶどう・ぶどう酒機構」(略称O.I.V.)の承認のもとに開催される格の高い国際ワインコンクール。
従来は、「チャレンジ・インターナショナル・デュ・ヴァン」でゴールド・メダルを獲得したワインをさらに審査する上位のコンクールでした。
開催地:フランス ボルドー
香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション
(Hong Kong International Wine & Spirit Competition)
ロンドンで40年にわたり開催されている世界的なコンクールである「インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション(IWSC)」のパートナーシップのもと開催されています。アジアでは最も規模の大きいコンクールの一つとなっています。また「点心」、「北京ダック」や「刺身」「てんぷら」「やき鳥」などのアジア料理に合うワインを審査する「料理とワインの相性」部門が設けられている大変ユニークなコンクールです。
開催地:香港
ジャパン・ウィメンズ・ワインアワード"さくら"
(”SAKURA” Japan Woman's Wine Award)
女性目線による従来の常識を打ち崩す新しいワインの価値基準の提案と、日本のワイン市場の今、そしてこれからを提示することを目指し2014年より開催。ワインを女性審査員のみで評価するシステムは、日本において初めての試みです。審査責任者は一般社団法人ワインアンドスピリッツ文化協会理事長田辺由美氏が務め、審査を行うのは日本を代表するワインのスペシャリストおよび著名人をゲスト審査員とする、日本初の女性によるワインコンクールです。
開催地:日本 東京
ジャパン・ワイン・チャレンジ
(Japan Wine Challenge)
世界最大規模の国際ワインコンクールである「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」の日本開催版として1998年創設。2001年から2010年まではスティーブン・スペリエ氏を審査委員長とし、本年度は審査員長にリン・シェリフMW(インスティテュート・オブ・マスターズ・オブ・ワイン議会副会長)を迎え、そのほかにマスター・オブ・ワイン(MW)、ワインジャーナリストなど海外審査員と日本人審査員により評価が行われています。2014年度の出品数は約1,400超点。
開催地:日本 東京
URL:http://jp.japanwinechallenge.com/