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Philosophy

シャトー・メルシャンのヴィジョン

日本を世界の銘醸地に。

日本ワインが、日本と、
世界中の人たちに愛されて親しまれる日がくるように、
シャトー・メルシャンは日本の自然、文化、感性を継承し、
人々の歓びへと進化させ続けていきます。

シャトー・メルシャンの目指す
ワイン造り

フィネス&エレガンス~調和のとれた上品な味わい~

1998年にフランス、ボルドーの格付第1級「シャトー・マルゴー」の総支配人兼最高醸造責任者、ポール・ポンタリエ氏をアドバイザーとして招聘しました。技術ミーティングを重ねることで「日本で造る本当に良いワインとは、日本庭園のようなワインである」という考えに至り、ワイン造りのフィロソフィーとして「フィネス&エレガンス~調和のとれた上品な味わい~」を追求しています。

ポール・ポンタリエ氏
2004年椀子ヴィンヤードにて

日本庭園のようなワイン

突出するものはなく、欠けるものもない、完全なる調和がもたらす味わい。シャトー・メルシャンは自然と調和し、一つ一つが完全にバランスのとれた「日本庭園」のようなワイン造りを目指しています。日本庭園の作庭家との対談や日本庭園でのイベント開催なども行っています。

シャトー・メルシャンの
フィロソフィーを表す日本画

この日本画は、3つの要素で一つの日本庭園を描いており、シャトー・メルシャンのフィロソフィーを表しています。

3つの要素 「架け橋」 「松と月」 「自然」 は、シャトー・メルシャンの3つのワイナリーから生まれるアイコンワインを表現しています。
この日本画はシャトー・メルシャン 椀子ワイナリーに展示されています。

ブランド・ロゴへの想い

ブドウの房〜育みのプロセス〜

ブドウが少しずつ育まれ
上質なワインになっていく過程を
表現しています

シャトー・メルシャンの挑戦

適地・適品種~日本ワインの可能性を信じて~

シャトー・メルシャンは1970年から国内各地を基礎調査し、日本の気象条件・土壌の中でいかに良質なブドウを育てられるか地道に試行錯誤を重ねています。

桔梗ヶ原にメルローを、北信にシャルドネを増やす決断をした浅井昭吾(筆名:麻井宇介)をはじめ、先駆者たちの想いは、今も「適地・適品種」というコンセプトの下、山梨県、長野県、秋田県、福島県、山形県の5つの県から、ブドウ品種にふさわしい産地、区画を選び、その個性を最大限に引き出したテロワールシリーズへと引き継がれています。

浅井 昭吾(筆名:浅井 宇介)/ワインづくりの思想(中公新書)
適地・適品種
  • 1975 新鶴×シャルドネ 新鶴(福島県)
  • 1976 桔梗ヶ原×メルロー 桔梗ヶ原(長野県)
  • 1982 大森×リースリング 大森(秋田県)
  • 1985 北信×シャルドネ 北信(長野県)
  • 2015 鴨居寺×シラー 鴨居寺(山梨県)

日本が世界の銘醸地となるために〜シャトー・メルシャンが牽引した、
甲州の品質向上と多様性〜

日本が世界の銘醸地として認められるためには日本ワインの品質を向上させ、他の産地にはない個性を磨き上げなければなりません。そこでシャトー・メルシャンでは日本の風土で育まれた、日本固有品種「甲州」に着目。甲州は長い間、主に生食用として親しまれ、ワインとなると“個性が目立たず平凡”と評され、衰退の危機を迎えていました。そんな状況をなんとかしようと立ち上がったのがシャトー・メルシャンを中心とするワイナリーと、ブドウ農家の人々。

「甲州ワインを世界へ!」を合言葉に甲州の品質向上に乗り出しました。そこで得られた技術ノウハウや分析データは他ワイナリーへ開示され、日本ワインの発展につながっていきます。この品質向上により世界各国のワインコンクールでも高い評価を受けるワインが現れ、日本ワインとして甲州の人気は世界で年々高まっています。

甲州が生み出す多様性 ~甲州の新しい魅力を求めて~

  • 甲州シュール・リー

    1984

    『甲州
    シュール・リー』

    甲州のうまみやふくよかな味わいが感じられるワイン。フランス ミュスカデの「シュール・リー製法」を甲州に初めて採用したワイン。その後、シュール・リー製法は甲州辛口ワインの代名詞となりました。

    ※澱引きをせず、酵母とワインを接触させておく
    製法。ワインにうまみやふくよかさを与えます。

  • 甲州グリ・ド・グリ

    2003

    『甲州
    グリ・ド・グリ』

    甲州の果皮のうまみを引き出した厚みのある味わいのワイン。甲州のオレンジワインの先駆けとなりました。淡い紅紫色の果皮に着目し「スキンコンタクト法」等を取り入れました。

    ※ブドウの破砕後、一定期間果皮を果汁に
    接触させ、果皮の成分を移行させる製法。

  • 甲州きいろ香

    2005

    『甲州
    きいろ香』

    甲州が持つ柑橘の香りを初めて引き出したワイン。ワインの香りの世界的権威であるボルドー第2大学デュブルデュー研究室との共同研究により誕生しました。発売後、わずか2カ月で完売し、イギリスのワインガイドでも高評価を獲得。日本ワインに新たな希望と光をもたらしました。

  • 岩出甲州きいろ香 キュヴェ・ウエノ

    2019

    『岩出甲州きいろ香
    キュヴェ・ウエノ』

    『甲州きいろ香』誕生のきっかけとなった山梨市の岩出ヴィンヤードから生まれたワインです。2014年に全国発売され、2019年に「インターナショナル・ワイン・チャレンジ チャイナ」で日本の白ワインの最高賞となる日本の白ワイントロフィーと金賞、「日本ワインコンクール」でも金賞を受賞し、日本の甲州を代表するワインとなりました。

香りをめぐる、偶然の発見~きいろ香誕生秘話~

甲州の新しい魅力を研究していたメルシャンの研究員たちは、ワインの発酵試験中、一つのサンプルから特別な香りを発見。
「甲州ワインから、柑橘系の香りがする!!」
この偶然の大発見に、ワイナリーは騒然となります。このサンプルはシャトー・メルシャン元工場長の上野昇の所有する岩出ヴィンヤードから生まれたものでした。すぐさまボルドー第2大学の富永敬俊博士とともに研究に取り組み、努力の甲斐あって香りの成分の発見に至りました。この香りをいかすため、栽培から醸造まで革新的な方法を開発し、『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香』が誕生したのです。

※「上野園」は2021年より「岩出ヴィンヤード」に名称変更いたしました。

富永博士と著書 シャトー・メルシャン元工場長 上野 昇

博士の研究によりそった小鳥
「きいろ」「トラ」

『きいろ香』の名称は、このワインの誕生にご尽力いただいた富永敬俊博士の研究の支えとなった愛鳥の名「きいろ」から名付けました。大学の庭で偶然出会ったこの鳥は、はじめは黄色でしたが、成長するにつれ、羽はブルーに生え変わりました。「きいろ」はメザンジュ・ブルーという青い鳥(メーテルリンクの「幸せの青い鳥」と同じ種類)だったのです。その姿は『玉諸甲州きいろ香』のラベルにも描かれています。
『岩出甲州きいろ香 キュヴェ・ウエノ』には同様に博士の愛鳥「トラ」が描かれています。

「きいろ」(アオガラ) 「トラ」(ヨーロッパカヤクグリ)