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クオリティシリーズ

シャトー・メルシャン 藍茜 Château Mercian Aiakane

2019

国産ブドウの豊かなアサンブラージュ

テイスティングガイド
赤(ミディアムボディ)
MARIAGE
みりんやしょうゆを使った家庭料理、豚の角煮、鶏ごぼう、サバの味噌煮などとの相性は抜群
概要
シャトー・メルシャン 藍茜(あいあかね)は、赤い果実を連想させる香り、まろやかなタンニンと心地よい酸味を持つ赤ワインです。しっかりとしたボディのメルローと、なめらかなテクスチャーと華やかな香りのマスカット・ベーリーAを主体にバランスよくブレンドしました。
テイスティングコメント
コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 田村 隆幸

輝きのあるルビーの色合い。イチゴやブラックベリー、プラムの華やかな果実の香り、さらにダバコや腐葉土、丁子など様々な香りが感じられ、奥行きを与えています。口中では、心地よい酸と柔らかいタンニンがバランスよく調和し、樽育成由来のヴァニラやコーヒーの香りが余韻に複雑さを与えています。(2021年3月)
ヴィンテージ情報
【長野県】
春先の気温変化が大きい中、萌芽は順調に進みました。生育の早かった昨年と比較すると10日ほど遅い印象ですがほぼ平年並みでした。開花期の天候が安定せず結実にばらつきがみられました。梅雨期間は平年並みの降水があり新梢は順調に生育しました。その後は長雨や日照不足によりヴェレゾンの進みも遅く、非常に難しい年になると思われていましたが、9月の晴天に救われ結果的には健全なブドウの収穫をすることができました。

【山梨県】
暖冬ではあったものの春先の寒の戻りと乾燥が生育を遅らせ、開花は昨年に比べ7日~10日遅れました。梅雨は長く、期間中には絶え間ない降雨と低温が続き、生育は緩やかに推移しました。ヴェレゾン開始は昨年より10日、平年より1週間ほど遅かったです。本年は雨による病害の発生と数回にわたる雹害に襲われた苦労の多い年でしたが、ヴェレゾン以降は比較的好天に恵まれ成熟が進み、マスカット・ベーリーAは平年よりやや遅い収穫となりました。
基本情報
【産地】
長野県(メルロー)、山梨県(マスカット・ベーリーA)
【使用品種】
メルロー、マスカット・ベーリーAなど
【栽培方法】
棚式および垣根式栽培
【収穫】
8月下旬~11月上旬収穫
【発酵】
ステンレスタンクおよび木樽にて26~28度で約14日間発酵
【育成】
オーク樽およびステンレスタンクにて育成

2018

国産ブドウの豊かなアサンブラージュ

テイスティングガイド
赤(ミディアムボディ)
MARIAGE
みりんやしょうゆを使った家庭料理、地鶏の照り焼きや豚肉の生姜焼きなどとの相性は抜群
概要
シャトー・メルシャン 藍茜(あいあかね)は、赤い果実を連想させる香りを持ち、まろやかなタンニンと心地よい酸味を持つ赤ワインです。しっかりとしたボディのメルローと、なめらかなテクスチャーと華やかな香りのマスカット・ベーリーAを主体にバランスよくブレンドしました。
テイスティングコメント
コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘

輝きのあるルビーの色合い。イチゴやフランボワーズなどの赤い果実の香り、ブラックベリー、プラムの華やかな果実の香り、さらにたばこや腐葉土などの奥行きを与える熟成香が感じられます。口中は、心地よい酸と柔らかいタンニンがバランスよく調和し、樽育成由来のヴァニラ香が余韻に複雑さを与えています。(2020年5月)
ヴィンテージ情報
【長野県】
暖かい春のおかげで開花から結実までの期間が短く良好でした。7月は空梅雨、8月は猛暑と乾燥に見舞われましたが、収穫時期が近づくにつれて夜温が低下し、糖度、色づきともに良好なブドウを収穫することができました。

【山梨県】
冬季の積雪はほとんどなく、4月中旬まで低温で推移をしたため、萌芽はやや遅く、開花は昨年より1週間程度遅れました。7月まで少雨で日中は高温、朝晩は冷涼となり、昼夜の寒暖差が大きく、病気の発生はなく順調に生育しました。梅雨明け後の8月から降雨が続き、成熟が遅れましたが、9月以降は好転し近年の果汁分析結果と比べて、マスカット・ベーリーAは糖度が高いブドウが収穫できました。
基本情報
【産地】
長野県(メルロー)、山梨県(マスカット・ベーリーA)
【使用品種】
メルロー、マスカット・ベーリーA
【容量】
750ml
【栽培方法】
棚式および垣根式栽培
【収穫】
9月上旬~10月下旬収穫
【発酵】
ステンレスタンクおよび木桶にて25~28度で約7~14日間発酵
【育成】
オーク樽およびステンレスタンクにて育成

2017

国産ブドウの豊かなアサンブラージュ

テイスティングガイド
赤(ミディアムボディ)
MARIAGE
みりんやしょうゆを使った家庭料理、地鶏の照り焼きや豚肉の生姜焼きなどとの相性は抜群
概要
シャトー・メルシャン 藍茜(あいあかね)は、赤い果実を連想させる香りを持ち、まろやかなタンニンと心地よい酸味を持つ赤ワインです。しっかりとしたボディのメルローと、なめらかなテクスチャーと華やかな香りのマスカット・ベーリーAを主体にバランスよくブレンドしました。
テイスティングコメント
コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘

色合いは輝きのあるルビー。サクランボ、イチゴなどの赤い果実の香りと、スミレ、ブラックベリー、プラムの華やかな果実の香りも感じられます。口中は、心地よい酸と柔らかいタンニンがバランスよく調和し、樽育成由来のヴァニラ香が余韻に複雑さを与えています。(2019年4月)
ヴィンテージ情報
【長野県】
全体的にブドウの生育期間は雨が少なく、日中暑く、夜寒いという好条件が続いた結果、ブドウの成熟が良好に進みました。また、8月後半以降天候が安定して晴天が続き、昼夜の日較差が大きく生育は順調に進み、とても凝縮したブドウを収穫することができました。
【山梨県】
冬季の積雪はほとんどなく、4月中旬まで低温で推移をしたため、萌芽はやや遅く、開花は昨年より1週間程度遅れました。7月まで少雨で日中は高温、朝晩は冷涼となり、昼夜の寒暖差が大きく、病気の発生はなく順調に生育しました。梅雨明け後の8月から降雨が続き、成熟が遅れましたが、9月以降は好転し近年の果汁分析結果と比べて、マスカット・ベーリーAは糖度が高いブドウが収穫できました。
基本情報
【産地】
長野県(メルロー)、山梨県(マスカット・ベーリーA)
【使用品種】
メルロー、マスカット・ベーリーA
【容量】
750ml
【栽培方法】
棚式および垣根式栽培
【収穫】
9月上旬~10月下旬収穫
【発酵】
ステンレスタンクもしくは木桶にて
25~28度で約7~14日間発酵
【育成】
オーク樽およびステンレスタンク

2016

国産ブドウの豊かなアサンブラージュ

テイスティングガイド
赤(ミディアムボディ)
MARIAGE
みりんやしょうゆを使った家庭料理地鶏の照り焼きや豚肉の生姜焼きなどとの相性は抜群
概要
シャトー・メルシャン 藍茜(あいあかね)は、赤い果実を連想させる香りをもち、まろやかなタンニンと心地よい酸味をもつ赤ワインです。しっかりとしたボディのメルローと、なめらかなテクスチャーと華やかな香りのマスカット・ベーリーAを主体にバランスよくブレンドしました。
テイスティングコメント
コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘

エッジにガーネットのニュアンスをもち、熟成のニュアンスの感じられるルビー色。サクランボ、イチゴなどの赤い果実の香りと、スミレ、ブラックベリー、プラムの香りも感じられます。口中は、心地よい酸と柔らかいタンニンがバランスよく調和し、樽育成由来のヴァニラ香が余韻に複雑さを与えています。(2018年3月)
ヴィンテージ情報
【長野県】
暖かい春で、その後の天候も安定し、梅雨期も雨が少なく、健康的に生育しました。9月中旬にはエリアにより台風の影響もありましたが、収穫時期を見極め健全果の確保に努めました。
【山梨県】
暖かい春で、4月の平均気温は観測史上3番目に高く、開花は過去10年で最も早かった5月下旬に確認されました。梅雨入り後は晴れて猛烈な暑さが7月中旬まで続き、生育は加速されヴェレーゾンは昨年より5日早く訪れました。9月中旬からは台風や前線の影響がありましたが、収穫の時期を見極め、適熟を待って収穫しました。
基本情報
【産地】
長野県(メルロー)、山梨県(マスカット・ベーリーA)
【使用品種】
メルロー約60%、マスカット・ベーリーA約40%
【容量】
750ml
【栽培方法】
棚式、垣根式栽培
【収穫】
9月上旬~10月下旬収穫
【発酵】
ステンレスタンクもしくは木桶にて25~28度で約7~14日間発酵
【育成】
オーク樽(約60%樽育成)およびステンレスタンク

シャトー・メルシャン アンサンブル 藍茜Château Mercian Ensemble Aiakane

2015

国産ブドウの豊かなアサンブラージュ

テイスティングガイド
赤(ミディアムボディ)
MARIAGE
みりんやしょうゆを使った家庭料理との相性は抜群(地鶏の照り焼きや餡かけ仕立ての料理など)。
概要
シャトー・メルシャン アンサンブルは『日本の素晴らしい四季と豊かな食材に合わせて日本ワインを楽しむ』というコンセプトのもと、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをアサンブラージュすることで生み出される味わいの『調和(アンサンブル)』が楽しめるワインです。長野県産のメルローを主体に、山梨県産のマスカット・ベーリーAなどをバランスよくブレンドしています。カシスなどの果実に加えて、スパイス、どこか懐かしい土を思わせる香り、口中では赤い果実と、しなやかでバランスの良いタンニンが広がり、熟成感を感じさせるブーケが優しく包み込みます。
テイスティングコメント
コメンテーター:ワインメーカー 小林 弘憲

鮮やかな赤紫。クランベリー、ラズベリーのような赤系のベリーを連想させる香りとともにブラックベリー、ブルーベリーのような黒い果実とやさしいタンニンを感じ取れます。ミドルパレットは、プラム、プルーンのような黒い果実を感じ、やさしいタンニンと果実味とがバランスよく融合しています。アフターに感じるスパイシーさと心地よいバニラ香とがバランスよく溶け込み、ワインの余韻に寄与しています。
ヴィンテージ情報
コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一

<長野県>
1・2月は気温も平年並み、降雪量も例年より少ない年となりました。4月の天気は周期的に変わり下旬から高気圧に覆われ平年より高い気温が続き、その影響で萌芽も順調に進みました。5月の天気は中旬に低気圧や前線の影響で雨が降る日もありました。それ以外は晴天が続き日照時間もかなり多くなり、開花も早く去年より1週間~10日ほど早く、新梢成長も進みました。花の満開も去年より1週間~10日早くなりました。7月中旬以降は高気圧に覆われ晴天が続き気温も高く、8月中旬以降は曇天、雨天となる日がありました。9月上旬は台風や前線の影響で曇天や雨天が続き、中旬以降の天候は数日の周期で変わり、平年並みの天候となりました。10月までの天候は高気圧による晴天が続き秋晴れ続きとなりました。日照時間も長く赤品種は色づきもよい状態で収穫を迎えることができました。

<山梨県>
冬は、昨年のような大雪はなかったものの低温で風の冷たい寒い冬となりました。寒気の影響は3月中旬まで続きましたが、彼岸前からはポカポカ陽気週と寒の戻り週が交互に訪れ、4月に入ると前線が停滞した影響で低気圧と高気圧が交互に通過して雨天と晴天を繰り返す不安定な天気となりました。このため、ブドウの生育にもブレーキがかかり、萌芽は平年並みでした。5月はGW中で1mm以上の降雨がないのは過去50年で初めてで、乾燥状態は中旬(3週間)まで続きました。乾燥の影響を受けて展葉までの到達は例年並みでしたが、恵みの雨に後押しされて生育は急速に進み、例年に比べて1週間早い開花でした。7月の上旬は、梅雨前線や湿った気流の影響で、雨や曇りの日が続き、過去10年で7月の降水量が最も多い年となりました。8月は、猛烈な暑さが続き、梅雨明けから続いた真夏日は26日、猛暑日は観測史上2番目の14日連続でストップしました。9月の上旬は、台風や前線の影響で雨が多く、日照不足からブドウの着色は緩やかに進み、中旬からは秋晴れの晴天が続き、足踏み状態であった着色も徐々に進みました。彼岸を過ぎた頃から、朝晩の冷え込みと日中の気温差が大きくなりました。
基本情報
【産地】
メルロー:長野県、マスカット・ベーリーA:山梨県、ベーリー・アリカントA:山梨県
【使用品種】
メルロー主体、マスカット・ベーリーA、ベーリー・アリカントA、その他
【容量】
750ml
【栽培方法】
棚式、垣根式
【収穫】
9月~10月
【発酵】
ステンレスタンク発酵、木桶発酵
【育成】
オーク樽育成
【生産本数】
約 80,000本

2014

国産ブドウの豊かなアサンブラージュ

テイスティングガイド
赤(ミディアムボディ)
MARIAGE
地鶏の照り焼きやあんかけ仕立ての料理など、みりんやしょうゆを使った家庭料理と相性抜群のワインです。
概要
シャトー・メルシャン アンサンブルは『日本の素晴らしい四季と豊かな食材に合わせて日本ワインを楽しむ』というコンセプトのもと、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをアサンブラージュすることで生み出される味わいの『調和(アンサンブル)』が楽しめるワインです。長野県産のメルローを主体に、山梨県産のマスカット・ベーリーAなどをバランスよくブレンドしています。カシスなどの果実に加えて、スパイス、どこか懐かしい土を思わせる香り、口中では赤い果実と、しなやかでバランスの良いタンニンが広がり、熟成感を感じさせるブーケが優しく包み込みます。
基本情報
【使用品種】
メルロー主体、マスカット・ベーリーA、ベーリー・アリカントA、その他
【栽培方法】
棚式、垣根式
【収穫】
9月~10月
【発酵】
ステンレスタンク発酵、木桶発酵
【育成】
オーク樽育成

2013

国産ブドウの豊かなアサンブラージュ

テイスティングガイド
赤(ミディアムボディ)
MARIAGE
地鶏の照り焼きやあんかけ仕立ての料理など、みりんやしょうゆを使った家庭料理と相性抜群のワインです。
概要
シャトー・メルシャン アンサンブルは『日本のすばらしい四季と豊かな食材に合わせて日本ワインを楽しむ』というコンセプトのもと、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをアサンブラージュする事で生み出される味わいの『調和(アンサンブル)』が楽しめるワインです。長野県産のメルローを主体に、山梨県産のマスカット・ベーリーAなどをバランスよくブレンドしています。カシスなどの果実に加えて、スパイス、どこか懐かしい土を思わせる香り、口中では赤い果実と、しなやかでバランスのよいタンニンが広がり、熟成感を感じさせるブーケが優しく包み込みます。
基本情報
【使用品種】
メルロー主体、マスカット・ベーリーA、ベーリー・アリカントA、その他
【栽培方法】
棚式、垣根式
【収穫】
9月~10月
【発酵】
ステンレスタンク発酵、木桶発酵
【育成】
オーク樽育成

2012

国産ブドウの豊かなアサンブラージュ

テイスティングガイド
赤(ミディアムボディ)
MARIAGE
地鶏の照り焼きやあんかけ仕立ての料理など、みりんやしょうゆを使った家庭料理と相性抜群のワインです。
概要
『シャトー・メルシャン アンサンブル』は、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをアサンブラージュすることで生み出される、味わいの「調和(アンサンブル)」が楽しめる日本ワインです。長野県産のメルローを主体に、山梨県産のマスカット・ベーリーAなどをバランス良くブレンドしています。
テイスティングコメント
コメンテーター:ワインメーカー 小林 弘憲

色調は鮮やかな赤紫。黒系ブドウの着色に適したヴィンテージでした。トップには、クランベリー、ラズベリーのような赤系のベリーを連想させる香りが豊かに立ち上ります。ミドルパレットには、プラム、プルーンのような黒い果実と優しいタンニンを感じ取れます。アフターに感じるスパイシーさと心地よいヴァニラ香とがバランス良く溶け込み、余韻のあるワインに仕上がっています。
ヴィンテージ情報
コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一

【長野県】4月まで気温は低めで推移。寒い日が続いたため萌芽は遅れましたが、5月以降は気温が高い日が続き、生育遅れを挽回。昨年より5日早く開花しました。気温が上がらない日が続き、発芽してから展葉1枚になるまで、2週間から遅い品種だと1カ月かかりました。梅雨期の雨量は少なく、梅雨明け後も適度に降雨があったものの、乾燥状態が続きました。8月には猛暑日が続き、酸の急激な低下を懸念。高温乾燥状態の影響から、着色は若干遅れましたが、昼夜の温度差は大きく、着色不良果が少ない果実になりました。メルローは、収穫適期を見極め、9月下旬から収穫を開始。10月の収穫期も例年にない好天に恵まれ、最高の気象条件のもと質の良いブドウが得られました。
【山梨県】冬型の気圧配置が続き、寒さ厳しく春の訪れは遅い年でした。4月までは低温で推移したため、ブドウの萌芽は大幅に遅れました。ゴールデンウィーク以降は穏やかな天気が続き、ブドウの生育遅れは挽回され、開花は平年並みとなりました。梅雨入り後、連日の降雨や猛烈な暑さはなく、開花期は天候に恵まれたため結実は良好。梅雨明け後は、猛烈な暑さが例年にないほど続き、少雨乾燥状態となりました。結実期以降は、ブドウ生育期間を通じ晴天が続き病果も少なく、温度の日較差による着色が促進され、質の良いブドウの収穫ができました。
基本情報
【容量】
750ml
【栽培方法】
棚式、垣根式
【収穫】
9月~10月
【発酵】
ステンレスタンク発酵、木桶発酵
【育成】
オーク樽育成
【生産本数】
約110,000本

2011

国産ブドウの豊かなアサンブラージュ

テイスティングガイド
赤(ミディアムボディ)
MARIAGE
地鶏の照り焼きやあんかけ仕立ての料理など、みりんやしょうゆを使った家庭料理と相性抜群のワインです。
概要
『シャトー・メルシャン アンサンブル』は、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをアサンブラージュすることで生み出される、味わいの「調和(アンサンブル)」が楽しめる日本ワインです。長野県産のメルローを主体に、山梨県産のマスカット・ベーリーAなどをバランス良くブレンドしています。
テイスティングコメント
コメンテーター:ワインメーカー 松山 周平

色調は鮮やかな赤。クランベリー、ラズベリーのようなベリー系の香りが豊かに立ち上ります。口中のミドルには、プラム、プルーンのような黒い果実を感じます。優しいタンニンと果実味のバランスが良く融合。スパイシーさと心地よいヴァニラ香とが溶け込み、余韻のあるワインに仕上がっています。
ヴィンテージ情報
コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一

【長野県】発芽、開花とも例年より1週間~10日遅れ、生育全体の遅延が心配されましたが、例年になく早い入梅と梅雨明けを経過し、早い時期から真夏の猛暑が訪れました。そのため生育の遅れも取り戻し、病害の発生も少なく順調な成熟期を迎えられると思われたものの、8月は大気の状態が不安定で、ぶどうの成熟に一抹の不安も感じられました。9月には2度の雨台風の影響を受け、それまで病害の発生が無かったぶどうに晩腐病の発生を多発させ、結果、収量の減少をもたらしました。
【山梨県】冬型の気圧配置が続き、寒さ厳しく春の訪れは遅い年でした。4月までは低温で推移したため、ブドウの萌芽は大幅に遅れました。ゴールデンウィーク以降は穏やかな天気が続き、ブドウの生育遅れは挽回され、開花は平年並み。梅雨入り後、連日の降雨や猛烈な暑さはなく、開花期は天候に恵まれたため結実は良好。梅雨明け後は、猛烈な暑さが例年にないほど続き、少雨乾燥状態となりました。結実期以降は、ブドウ生育期間を通じ晴天が続き病果も少なく、温度の日較差による着色が促進され、高品質なブドウの収穫ができました。
基本情報
【容量】
750ml
【栽培】
棚式、垣根式
【収穫】
9月~10月
【醸造】
ステンレスタンク発酵、木桶発酵
【育成】
オーク樽育成
【生産本数】
約100,000本

2010

国産ブドウの豊かなアサンブラージュ

テイスティングガイド
赤(ミディアムボディ)
MARIAGE
地鶏の照り焼きやあんかけ仕立ての料理など、みりんやしょうゆを使った家庭料理と相性抜群のワインです。
概要
『シャトー・メルシャン アンサンブル』は、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをアサンブラージュすることで生み出される、味わいの「調和(アンサンブル)」が楽しめる日本ワインです。長野県産のメルローを主体に、山梨県産のマスカット・ベーリーAなどをバランス良くブレンドしています。
テイスティングコメント
コメンテーター:ワインメーカー 松山 周平

色調は暗みのある赤色。プラムやラズベリーのようなベリー系の香りが豊かに立ち上ります。口中では、優しいタンニンと果実味がよいバランス。ほのかに感じられるスパイシーさとヴァニラ香が溶け込み、より複雑みのあるワインに仕上がっています。(2012年4月)
ヴィンテージ情報
コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一

【長野県】冬から春先は暖かい日が多く、昨年より3日早くサクラが開花。サクラ開花期の4月には肌寒いほどの低温となり例年にない「花持ち」の長さとなりました。モモの満開期には上空の寒気に加え低気圧の通過で41年ぶりの積雪を記録。過去に記憶がないほどの低温で推移する中、ブドウの萌芽は1週間以上遅れました。例年のような暖かな陽気ではなく、「低温注意報」が発令されるほどの冷涼な日が5月中旬まで続きました。近年最も遅いブドウの開花になりましたが、梅雨入りが遅れたため天候に恵まれ結実は良好。果房が乾く間がないほどの本格的な梅雨になり、薬剤防除のタイミングが特に重要となりました。近年日照不足に悩まされていた夏も、梅雨明け後は高気圧の中心が関東へ居座り1日中太陽が顔を出し、うだるような暑さが秋分の日前まで続きました。標高の高い地域では、日中は猛烈な暑さでも夜は気温が下がり、着色に必要な日較差が大きくなり良好なブドウとなりました。
【山梨県】冬から春先は暖かい日が多く、昨年より3日早くサクラが開花。サクラ開花期の4月には肌寒いほどの低温となり例年にない「花持ち」の長さとなりました。モモの満開期には上空の寒気に加え低気圧の通過で41年ぶりの積雪を記録。過去に記憶がないほどの低温で推移する中、ブドウの萌芽は1週間以上遅れました。例年のような暖かな陽気ではなく、「低温注意報」が発令されるほどの冷涼な日が5月中旬まで続きました。近年最も遅いブドウの開花になりましたが、梅雨入りが遅れたため天候に恵まれ結実は良好。果房が乾く間がないほどの本格的な梅雨になり、薬剤防除のタイミングが特に重要となりました。近年日照不足に悩まされていた夏も、梅雨明け後は高気圧の中心が関東へ居座り1日中太陽が顔を出し、うだるような暑さが秋分の日前まで続きました。標高の高い地域では、日中は猛烈な暑さでも夜は気温が下がり、着色に必要な日較差が大きくなり良好なブドウとなりました。
基本情報
【容量】
750ml
【栽培】
棚式、垣根式
【収穫】
9月~10月
【醸造】
ステンレスタンク発酵、木桶発酵
【育成】
オーク樽育成
【生産本数】
約50,000本

2009

国産ブドウの豊かなアサンブラージュ

テイスティングガイド
赤(ミディアムボディ)
MARIAGE
地鶏の照り焼きやあんかけ仕立ての料理など、みりんやしょうゆを使った家庭料理と相性抜群のワインです。
概要
『シャトー・メルシャン アンサンブル』は、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをアサンブラージュすることで生み出される、味わいの「調和(アンサンブル)」が楽しめる日本ワインです。長野県産のメルローを主体に、山梨県産のマスカット・ベーリーAなどをバランス良くブレンドしています。
テイスティングコメント
コメンテーター:ワインメーカー 松山 周平

ラズベリーやカシスのようなベリー系の香りが感じられます。ハーブやスパイスのような香りがエッセンスとなり、ふくよかで豊かな香りが立ち上り、やや堅さはありますが、いきいきとした力強い果実味があります。ほのかに感じられるスパイシーさとヴァニラ香が溶け込み、より複雑みのあるワインに仕上がっています。
ヴィンテージ情報
コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一

【長野県】梅雨明け(7月中)までの天候は降水量が平年に比べ少なく、気温と湿度が低い日が続いたため、ブドウの生育はやや遅れましたが、高温湿潤条件を好む「ベト病」の発生は見られませんでした。梅雨明けから1カ月は、今までの乾燥状態から一転して降雨量が多く、曇天で日照不足が続きました。気温の低い冷涼な日が多かったのが幸いし、病気の発生は少なめ。8月のお盆明け以降から1カ月半は降雨量が極めて少なく晴天が続き、朝晩は例年になく冷え込んだため、ブドウは生育遅れを挽回し、糖度の上昇と着色が促進され成熟が短期間のうちに進みました。その後は収穫期まで夜温が低く、早朝は息が白く見えるほど冷え込んだため晩腐病の発生は極めて少なく済みました。7月の天候不順により積算温度が不足し、酸が高かったため、収穫期を一週間遅らせています。
【山梨県】冬の平均気温は平年に比べ約2度高く、3月に入ってからも高い気温で推移。サクラは昨年より4日早く、1990年と並び観測史上3番目に早く開花。6月中旬までは晴れの日が多く、気温も高めであったため、ブドウの萌芽や開花は平年に比べ5~7日早く順調に生育しました。しかし、6月下旬から曇天日が続き、例年になく早い梅雨明け宣言されたにもかかわらず、夏空は3日間のみ。その後、太陽は雲隠れしてしまい戻り梅雨の様相となりました。例年は蒸し暑さが続く時期ですが、湿度・夜温とも低く推移したため、ブドウの病気発生は少なく抑えられました。8月中旬から好天が続いたものの、最高気温は30度前後で凌ぎやすく、冷涼な早朝の日が多かったため、近年まれにみる夏の「日較差」によって、着色が促進。成熟初期の日照不足が影響して酸がやや高めのブドウの収穫となりました。
基本情報
【容量】
750ml
【アルコール度数】
12.5%
【栽培】
棚式、垣根式
【収穫】
10月上旬~中旬
【醸造】
ステンレスタンク発酵
【育成】
オーク樽育成
【生産本数】
約43,000本

2008

国産ブドウの豊かなアサンブラージュ

テイスティングガイド
赤(ミディアムボディ)
MARIAGE
地鶏の照り焼きやあんかけ仕立ての料理など、みりんやしょうゆを使った家庭料理と相性抜群のワインです。
概要
『シャトー・メルシャン アンサンブル』は、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをアサンブラージュすることで生み出される、味わいの「調和(アンサンブル)」が楽しめる日本ワインです。長野県産のメルローを主体に、山梨県産のマスカット・ベーリーAなどをバランス良くブレンドしています。
テイスティングコメント
コメンテーター:ワインメーカー 松山 周平

チェリーやブラックベリーなどベリー系の果実に加えて、少量のスパイス、土を思わせるような懐かしい香り。口中では華やかな赤い果実味と、しなやかでバランスの良いタンニンが広がります。熟成感を感じさせるブーケが優しく包み込み、複雑みのあるワインです。
ヴィンテージ情報
コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一

【長野県】 春先は寒暖の差が大きく、天気は数日の周期で変化したため、ブドウの萌芽はやや遅れ気味に。6月上旬は前線や寒気の影響を受け曇りや雨の日、中旬は高気圧に覆われ晴れの日、下旬は再び雨の日が多くなりましたが、7月には前線の活動が活発でなく晴れて暑い日が続く傾向に。梅雨明け後は晴れて厳しい暑さが続き、ブドウは順調に生育しました。8月は大気の状態が不安定な日が多く多雨となったため、ブドウの葉、果実に病気が発生。9月上旬は高気圧に覆われ晴れて気温が高く、中旬には日中の昇温と朝晩の冷え込みで寒暖の差が大きくなりました。下旬は台風13号、前線、低気圧の影響で曇りや雨のぐずついた天気に。その後、9月中旬までは好天が続き、若干遅れ気味であった糖度の上昇が平年並みに回復。寒暖の差が大きくなったため酸度の急激な下降がなくバランスのとれたブドウが収穫されました。
【山梨県】春先は低気圧や前線が通過し、曇りや雨のぐずついた日が多かったため、日照時間は少なく、気温も低めでした。そのため、ブドウの萌芽は若干遅れぎみに。ゴールデンウィーク中は高気圧に覆われて晴天日が続きましたが、その後、強い寒気が南下。気温の変動が大きくなりました。低気圧や前線の影響で、曇りや雨の日が多く、月降水量は平年の倍に(3つの台風が上陸)。晴れた日の気温は高めに推移したため、ブドウの開花は平年より2~3日早まりましたが、開花期は低温で推移したため、結実不良となり果粒は粗着(バラ房)傾向に。梅雨期間中は湿度が高く、例年になく病気が多発。梅雨明け後1週間は降雨なく高温乾燥状態が続きました。しかし、8~9月には午前中は晴れてうだるような暑さ、午後になると雲に覆われ大気の状態が不安定となり、局地的な集中豪雨(ゲリラ雷雨)に見舞われました。猛暑日、真夏日日数は平年を上回ったものの、1日を通して晴れた日が少なく「猛暑、残暑」の印象は薄い夏となりました。栽培家は、収穫数量の減少や品質低下を抑えるため、防除策に追われた1年でした。
基本情報
【容量】
750ml
【アルコール度数】
12.5%
【栽培】
棚式、垣根式
【収穫】
9月下旬~10月中旬
【醸造】
ステンレスタンク発酵
【育成】
オーク樽育成
【生産本数】
約8,000本

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