アイコンシリーズ
シャトー・メルシャン 日本のあわ
トラディショナル・メソッド トリロジーJapanese Sparkling Wine "AWA" Traditional Method Trilogy
2019年
3産地、3品種、3年間の瓶内熟成から生まれた
最高峰スパークリングワイン「トリロジー」
- テイスティングガイド
- (白)辛口
- MARIAGE
- 鶏のクリーム煮、鶏肉のアーモンド揚げ、焼きリンゴを添えたクレーム・ブリュレなどと合わせたい1本です。
- 概要
- 長野県上田市椀子ヴィンヤード産のシャルドネ(71%)、長野県北信地区産のピノ・ノワール(17%)、山梨県御坂地区産の甲州(12%)を使用したスパークリングワインです。瓶内二次発酵を行い、約3年間瓶内で熟成させました。
「トリロジー」はこのワインの味わいを構成する3品種、3地域、3年間の瓶内熟成に共通している「3」に由来しています。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 田村 隆幸
輝きのある黄金色。焼き立てのパンを思わせる香りやハチミツを思わせる香りが細かく糸状に連なる泡と共に立ち上ります。焼きリンゴなどフルーツの香りもとらえられます。なめらかな泡が口中に広がり、はつらつとした酸や長期間瓶の中で澱と接触させたことに由来する口中の厚みは、複雑な香りと心地よく調和します。
- ヴィンテージ情報
- 椀子シャルドネ
肌寒い春の陽気により、萌芽はここ数年で最も遅かったです。5月には一部霜が降りましたが被害は少なく、その後の好天により生育は挽回し、開花は平年並みとなりました。その後は梅雨が長く初夏も低温であったため、生育は緩やかでしたが、概ね平年並みの時期にヴェレゾンを迎えました。7月末に梅雨が明け、8月は適度な雨により成熟が進み、さらに9月は好天に恵まれ、過去最高の収穫量となりました。
北信ピノ・ノワール
冬の平均気温は平年と比べ2℃ほど高く、暖冬の様子を呈しました。しかしながら4月下旬の気温は低く推移し、ブドウの萌芽は前年より1~2日程度遅くなりました。5月は気温の上昇にともない、新梢は旺盛に生長しました。梅雨は6月中旬から8月1日までと長く、生長は鈍化しましたが、梅雨明け以降は天候が好転し日差しが強く、果実の日焼けを防ぐため除葉を控えました。成熟期が高温だったため果実中の酸度の低下が速く収穫は早まったため、例年のように収穫期の雨天に悩まされることなく、健全な果実を収穫することができました。
山梨甲州
暖冬ではあったものの春先の寒の戻りと乾燥が生育を遅らせ、開花は昨年に比べ7日~10日遅れました。梅雨は長く、期間中には絶え間ない降雨と低温が続き、生育は緩やかに推移しました。ヴェレゾン開始は昨年より10日、平年より1週間ほど遅くなりました。本年は雨による病害の発生と数回にわたる雹害に襲われた苦労の多い年でしたが、ヴェレゾン以降は比較的好天に恵まれ成熟が進みました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- シャルドネ:長野県上田市丸子地区椀子(マリコ)ヴィンヤード
ピノ・ノワール:長野県北信地区
甲州:山梨県御坂地区
- 【使用品種】
- シャルドネ71%、ピノ・ノワール17%、甲州12%
- 【栽培方法】
- 棚式および垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月上旬収穫:シャルドネ
9月中旬収穫:ピノ・ノワール、甲州
- 【発酵】
- オーク樽およびステンレスタンクにて約14日間発酵(シャルドネ)、オーク樽にて約14日間発酵(甲州)、ステンレスタンクにて約14日間発酵(ピノ・ノワール)
- 【育成】
- オーク樽およびステンレスタンクにて約2カ月間育成(シャルドネ)、オーク樽にて約2カ月間育成(甲州)、ステンレスタンクにて約2カ月間育成(ピノ・ノワール)
- 【熟成】
- 瓶内にて約3年間
瓶詰(Bottled):2020年1月
澱ぬき(Disgorgement):2023年2月
- 【生産本数】
- 約1,200本
2018年
3産地、3品種、3年間の瓶内熟成から生まれた
最高峰スパークリングワイン「トリロジー」
- テイスティングガイド
- (白)辛口
- MARIAGE
- 鶏肉のアーモンド揚げ、真鯛のポワレ、コンテなどの熟成チーズなどと合わせたい1本です。
- 概要
- 長野県上田市椀子ヴィンヤード産のシャルドネ(52%)、長野県北信地区産のピノ・ノワール(29%)、山梨県御坂地区産の甲州(19%)を使用したスパークリングワインです。瓶内二次発酵を行い、約3年間瓶内で熟成させました。
「トリロジー」はこのワインの味わいを構成する3品種、3地域、3年間の瓶内熟成に共通している「3」に由来しています。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 田村 隆幸
輝きのある黄金色。細かな泡が糸状に連なり、トーストやナッツを思わせる香ばしさやハチミツの香りとともに、立ち上る。焼きリンゴやドライマンゴーなどフルーツの香りもとらえられる。なめらかなガスが口中に広がり、溌剌とした酸や長期間瓶の中で澱と接触させたことに由来する口中の厚みは、複雑な香りと心地よく調和する。
- ヴィンテージ情報
- 【椀子ヴィンヤード】
3月は過去の平均気温を記録更新し、桜は開花から満開まで一気に進み、短い春となった。4月の萌芽も例年になく早く、霜や雹の心配があったが、順調に生育し、開花から結実までの期間が短く良好であった。7月は空梅雨、8月は猛暑と高温乾燥となった。トラディショナル・メソッドに適した酸味のあるブドウが8月末に収穫できた。
【北信地区】
春は暖かく、ブドウの萌芽は早まった。開花期は天候に恵まれ、結実は良好となった。ブドウの生育期間は、強烈な日射しと乾燥状態により小粒な果房となった。糖度の上昇と酸の下降が早く推移したが、ブドウの熟度に注視し、9月上旬に糖酸バランスの良いブドウを収穫できた。
【御坂地区】
春先から気温が高めに推移し、生育は早く開花から落花までの期間は短かく、結実は良好であった。8月までは降雨少なく、肥大が抑制されて小ぶりの果実となった。9月は台風や前線の影響で曇りや雨の日が多く、トラディショナル・メソッドに適した酸味の豊かなブドウが収穫できた。
- 基本情報
-
- 【産地】
- シャルドネ:長野県上田市丸子地区椀子(マリコ)ヴィンヤード
ピノ・ノワール:長野県北信地区
甲州:山梨県御坂地区
- 【使用品種】
- シャルドネ52%、ピノ・ノワール29%、甲州12%
- 【栽培方法】
- 棚式および垣根式栽培
- 【収穫】
- 8月下旬収穫:シャルドネ
9月上旬収穫:ピノ・ノワール、甲州
- 【発酵】
- オーク樽にて約14日間発酵(シャルドネ、甲州)
ステンレスタンクにて発酵(ピノ・ノワール)
- 【育成】
- オーク樽およびステンレスタンクにて約2カ月間育成
- 【熟成】
- 瓶内にて約3年間
瓶詰(Bottled):2019年3月
澱ぬき(Disgorgement):2022年3月
- 【生産本数】
- 約1,400本
2017年
3産地、3品種、3年間の瓶内熟成から生まれた
最高峰スパークリングワイン「トリロジー」
- テイスティングガイド
- (白)辛口
- MARIAGE
- タラのアーモンド焼、皮目をパリッと仕上げたチキンステーキ、ブリアサヴァラン・アフィネなどの熟成チーズなどと合わせたい1本です。
- 概要
- 長野県上田市椀子ヴィンヤード産のシャルドネ(68%)、山梨県御坂地区産の甲州(17%)、長野県北信地区産のピノ・ノワール(15%)を使用したスパークリングワインです。瓶内二次発酵を行い、約3年間瓶内で熟成させました。
「トリロジー」はこのワインの味わいを構成する3品種、3地域、3年間の瓶内熟成に共通している「3」に由来しています。
- テイスティングコメント
- チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
深みのあるゴールドのニュアンスを含んだイエローの色合い。細かな泡が糸状に連なり美しくたちのぼります。トーストやナッツを思わせる香ばしさ、ハチミツや焼きリンゴ、ドライマンゴーなどの香りが感じられます。さわやかなガス感、はつらつとした酸や長期間瓶の中でオリと接触させたことに由来する口中の厚みが香りと心地よく調和し、アフターには熟成によるブーケをとらえることができるワインです。(2021年2月)
- ヴィンテージ情報
- 【長野県(椀子ヴィンヤード)】
ブドウの生育期間は雨が少なく、日中暑く、夜寒いという好条件が続いた結果、ブドウの成熟が良好に進みました。粒が小さく、自然と収量制限がかかり、 病果は例年と比べかなり少なく、とても凝縮したブドウを収穫することができました。
【山梨県】
冬期の積雪はほとんどなかったものの、4月中旬まで低温で推移したため、萌芽はやや遅く、開花は昨年より1週間程度遅れました。7月まで少雨で日中は高温、朝晩は冷涼となり、昼夜の寒暖差が大きく、病気の発生はなく順調に生育しました。梅雨明け後の8月から降雨が続きましたが、9月には好天に恵まれ、近年の果汁分析結果と比べて、甲州は糖度、酸度共に高い良質のブドウが収穫できました。
【長野県(北信地区)】
3月まで雪解けは進まず、4月中旬までは降霜があり寒い日が続き、萌芽は昨年より5日遅れました。5月以降は平年並みの気候となり暑い日が続き、新梢は一気に生長し、ブドウの開花は昨年より2日遅れまで回復しました。6月下旬から7月上旬は蒸し暑さが続き、7月中旬の梅雨明け後は曇天や降雨による日照不足となりましたが、夏季剪定により風通しを良くするなどして健全なブドウの生長を助けました。その後糖度が上がるのを待ち、平年より2週間遅れて9月下旬から10月にかけて収穫を迎えました。
- 基本情報
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- 【産地】
- シャルドネ:長野県上田市丸子地区椀子(マリコ)ヴィンヤード
甲州:山梨県笛吹市御坂地区
ピノ・ノワール:長野県北信右岸地区
- 【使用品種】
- シャルドネ、甲州、ピノ・ノワール
- 【栽培方法】
- 棚式および垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月上旬収穫:シャルドネ
9月中旬収穫:甲州、ピノ・ノワール
- 【発酵】
- オーク樽およびステンレスタンクにて20~24度で約14日間
- 【育成】
- オーク樽およびステンレスタンクにて約2カ月間育成
- 【熟成】
- 瓶内にて約3年間
- 【生産本数】
- 約1,400本
2015年
3産地、3品種、3年間の瓶内熟成から生まれた
最高峰スパークリングワイン「トリロジー」
- テイスティングガイド
- (白)辛口
- MARIAGE
- 夏野菜のラタトゥイユ、魚介のパエリア、シーフードグラタンなどと合わせたい1本です。
- 概要
- 山梨県笛吹市御坂地区産の甲州、長野県上田市椀子ヴィンヤード産のシャルドネとピノ・ノワール、長野県北信地区産のピノ・ノワール、3つの産地の3品種を使用したスパークリングワインです。瓶内二次発酵を行い、発酵で生じた酵母の澱とともに、約3年間瓶内で熟成させました。「トリロジー」はこのワインの味わいを構成する3産地、3品種、3年間の瓶内熟成の3つの要素に共通している「3」に由来しています。
- テイスティングコメント
- チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
色合いはやや熟成のニュアンスを帯びたイエロー。ストーンフルーツやリンゴ、白い花やスパイスなどの香りの中に、焼きたてのパンやアーモンドといった熟成に由来する香りが複雑に調和します。瓶内二次発酵に由来するきめ細かくクリーミーな泡、心地よい酸とともに、約3年間の瓶内シュール・リーによるリッチな味わいが口中全体に広がります。(2019年9月)
- ヴィンテージ情報
- 【山梨県】
4月中旬までは天候に恵まれず、ブドウの生育はやや遅れましたが、萌芽は平年並みでした。その後は湿度の低い日が続き、例年に比べて1週間早い開花を迎え、ブドウの生育は順調で病気の発生もほとんど見られませんでした。それ以降は降雨や猛暑に見舞われ、ブドウの着色は緩やかに進みましたが、9月中旬からは好天が続き、日照時間も長く質の良いブドウが収穫されました。
【長野県(北信地区右岸)】
早い春の訪れで新梢の芽吹きも平均的でした。梅雨入りは平年並みでした。発芽が早かったところへ曇天が続き、生育の遅れが心配されましたが、開花、満開は平均的でした。梅雨明け後は熱帯夜がなく夜間は寒いほどで、盆を過ぎても残暑がなく、雨ばかりの秋へと移行しました。台風が多発しましたが、一年を通し風が強く、樹木の隅々、葉の裏側まで湿った空気を一掃し、健全なブドウが収穫できました。
【長野県(椀子ヴィンヤード)】
4月、5月と晴天が多く、温かい春のおかげでブドウの萌芽は順調に進みました。6月から7月上旬までは雨天が多くなり、梅雨らしい気候となりました。7月中旬以降は高気圧に覆われ晴天で暑い日が続きました。9月上旬は台風や前線の影響で曇天や雨天が続き、一部晩腐病が発生した区画も見られましたが、中旬以降の天候は数日の周期で変わり、平年並みの天候となりました。10月は秋晴れ続きとなり、日照時間も長く色づきもよい状態で収穫を迎えました。
- 基本情報
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- 【産地】
- 甲州:山梨県笛吹市
ピノ・ノワール:長野県北信地区右岸(高山村)
シャルドネ:長野県上田市丸子地区椀子(マリコ)ヴィンヤード
- 【使用品種】
- 甲州、ピノ・ノワール、シャルドネ
- 【栽培方法】
- 棚式および垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月上旬収穫
- 【発酵】
- ステンレスタンクにて18~20度で約14日間
- 【育成】
- オーク樽にて約2カ月間育成
- 【熟成】
- 瓶内にて約3年間
- 【生産本数】
- 約1,000本
2014年
3産地、3品種、3年間の瓶内熟成から生まれた
最高峰スパークリングワイン「トリロジー」
- テイスティングガイド
- (白)辛口
- MARIAGE
- 夏野菜のラタトゥイユ、魚介のパエリア、シーフードグラタンなどと合わせたい1本です。
- 概要
- 山梨県笛吹市御坂地区産の甲州、長野県上田市椀子ヴィンヤード産のシャルドネとピノ・ノワール、長野県北信地区産のピノ・ノワール、3つの産地の3品種を使用したスパークリングワインです。瓶内二次発酵を行い、発酵で生じた酵母の澱とともに、約3年間瓶内で熟成させました。「トリロジー」はこのワインの味わいを構成する3産地、3品種、3年間の瓶内熟成の3つの要素に共通している「3」に由来しています。
- テイスティングコメント
- チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
色合いは輝きのあるイエロー。白い花やグレープフルーツのフレッシュな香りの中に、焼きたてのパンやアーモンドといった熟成に由来する香りがエレガントに調和しています。瓶内二次発酵に由来するきめ細かく、クリーミーな泡、心地よい酸とともに、約3年間の瓶内シュール・リーによるリッチな味わいが口中全体に広がります。(2018年8月)
- ヴィンテージ情報
- 【山梨県】
厳しい寒さの影響で、ブドウは例年に比べ5~7日遅れての萌芽となりました。梅雨明け後は、真夏日以上の猛烈な暑さが続いており、ヴェレゾン(色づき)は前年に比べて2日早く確認され、近年にない生育の早さでした。しかし8月以降曇天が続き、糖度の上昇は緩やかで、酸度が高かったため、前年と比較して収穫期を1週間遅らせ健全なブドウを収穫しました。
【長野県(椀子ヴィンヤード)】
暖かい春で、5月下旬から6月上旬にかけては最高気温30℃近くの日が続いたため、開花は例年より数日早まりました。その後の経過は順調でしたが、8月中旬以降天候不順により、ヴェレゾン(色づき)完了も1週間~10日の 遅れで推移しました。9月以降天候が安定し晴れが続いたため、ブドウの熟成が進み糖度も上がり、遅れが挽回できました。
【長野県(北信地区右岸)】
寒気の流入が頻繁にあり例年に比べると萌芽は若干遅れぎみでした。梅雨は例年並みの降水量か少な目でしたが、その後不順な天候が9月上旬まで続きました。中下旬は一気に秋の空気に入れ替わり、例年より降水量が少なく、また寒暖の差が大きかったことから、ブドウの成熟は酸を保ちながら十分な糖の蓄積が行われ良い状態で推移しました。10月上旬に2週に渡り訪れた台風の影響や収穫直前の雨によりブドウ粒が膨れたこともあり、収穫タイミングの判断に苦労した年
- 基本情報
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- 【産地】
- 甲州:山梨県笛吹市御坂地区
シャルドネ:長野県上田市丸子地区椀子(マリコ)ヴィンヤード
ピノ・ノワール:長野県上田市丸子地区椀子(マリコ)ヴィンヤードおよび長野県北信地区
- 【使用品種】
- 甲州、シャルドネ、ピノ・ノワール
- 【栽培方法】
- 棚式および垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月上旬収穫
- 【発酵】
- ステンレスタンクにて18~20度で約14日間
- 【育成】
- オーク樽およびステンレスタンクにて約3カ月間育成
- 【生産本数】
- 約 1,000本
2013年
瓶内で二次発酵を行った、本格的なスパークリングワイン
- テイスティングガイド
- (白)辛口
- MARIAGE
- タラのグラタン、サワラの西京焼、白イカのソテー、魚介類のパエリヤなど、香ばしさを伴う海産物と合わせたい1本です。
- 概要
- このワインは、2013年に収穫したシャルドネ(長野県産・福島県産)と甲州(山梨県産)を使用したスパークリングワインです。スティルワインをブレンドして酵母と糖を加え、瓶内で二次発酵を行う本格的な「トラディショナル方式」で仕込みました。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:ワインメーカー 高瀬 秀樹
色合いは輝きのあるイエロー。ナッツ、バターといったような育成に由来する香りとともに瓶内二次発酵に由来するきめ細かく、クリーミーな泡が口中全体に広がります。約3年間の瓶内シュール・リーによる、焼いたパンやブリオッシュ、イーストのような味わいも特徴的です。
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
【2013年について】
<長野県>寒い春で萌芽から展葉までの生育は遅れましたが、5月になると晴れ間が多くなり順調に生育しました。寒暖の差が大きく、生育中の少雨、乾燥とブドウにとって好条件が重なり、良質なミレジムとなりました。
<福島県>冷涼な春でしたが、その後は気温が高く乾燥した日が続きました。7月以降は降雨が多かったものの、直接雨が当たらない「雨よけ」の強みを活かし、また8月からの好天が後押しとなり、糖度・酸度のバランスの取れたブドウが9月中旬より収穫されました。
<山梨県>昨年より5日早く開花しました。7月8日から最高気温が5日連続で38度以上となりましたがその後8月上旬までは平年並みの暑さとなりました。再び猛暑となり残暑も厳しくなりましたが、温帯低気圧によりそれまで降雨のなかった地域も「恵みの雨」となり、健全なブドウが収穫されました。
- 基本情報
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- 【産地】
- シャルドネ(長野県、福島県新鶴地区)甲州(山梨県)
- 【使用品種】
- シャルドネ52%、甲州48%
- 【栽培方法】
- 垣根式および棚式栽培
- 【収穫】
- 9月中旬~下旬収穫
- 【ティラージュ】
- 2014年2月
- 【デゴルジュマン】
- 2017年1月
- 【生産本数】
- 約 1,400本