テロワールシリーズ
シャトー・メルシャン 安曇野シャルドネChâteau Mercian Azumino Chardonnay
2021年
昼夜の寒暖差に恵まれた「安曇野」のポテンシャルを表現した
さわやかなシャルドネ
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のソテー、鶏肉のホワイトソース煮、アスパラガスのチーズ焼きなどと合わせたい一本です。
- 概要
- ヴァニラ、アーモンドなどの香りとともに適度なミネラル感、さわやかな酸味を感じられるワインです。長野県安曇野地区は、昼夜の温度差が大きくブドウ栽培に適しており、良質なブドウが収穫されます。このワインは安曇野地区で収穫されたシャルドネをオーク樽で発酵・育成したバランスの良いワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 田村 隆幸
色合いは輝きのあるレモンイエロー。パイナップルやレモンなどのさわやかな果実の香りが豊かに広がります。ヴァニラやコーヒーといった樽発酵・樽育成由来の香りもとらえられ、奥行きを与えています。口中では心地よい酸と厚みが感じられ、さらにミネラルのニュアンスがアフターを引き締めています。(2022年7月)
- ヴィンテージ情報
- 暖冬により桜の開花は早まりましたが、4月下旬の気温は低く推移し、ブドウの萌芽は前年より1~2日程度遅くなりました。5月からは気温の上昇にともない、旺盛に生長しました。開花期に低温になることがありましたが大きな影響にはなりませんでした。
ただ、その後の長い梅雨により断続的に降雨に見舞われ、日照時間も限られ、ブドウ樹の生長は鈍化しました。しかし、梅雨明けから急に天候が好転しブドウは健全に成熟し、健全な状態で9月中旬に収穫することができました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北安曇野郡池田町安曇野地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月中旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて18度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約9カ月間育成
- 【生産本数】
- 約2,400本
2017年
昼夜の寒暖差に恵まれた「安曇野」のポテンシャルを表現した
さわやかなシャルドネ
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- スモークサーモンやチーズを使った前菜、夏野菜のバーニャカウダなどと合わせたい一本です。
- 概要
- ヴァニラ、アーモンドなどの香りとともに適度なミネラル感、さわやかな酸味を感じられるワインです。長野県安曇野地区は、昼夜の温度差が大きくブドウ栽培に適しており、良質なブドウが収穫されます。このワインは安曇野地区で収穫されたシャルドネをオーク樽で発酵・育成し、バランスの良い味わいに仕上げました。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
色合いは輝きのある濃い目のレモンイエロー。パイナップルのほか、レモンやグレープフルーツなどの柑橘の香りとハーブのような香りをわずかに感じられます。香ばしいコーヒー、バニラ、アーモンドのニュアンスが余韻として捉えられます。心地よい酸を感じた後、ミネラル感とともにさわやかな果実香がバランスよく口中に広がります。(2018年3月)
- ヴィンテージ情報
- 【2017年について】
春先まで寒さが続いたため、ブドウの萌芽は遅れましたが、5月中旬までは降雨が少なく乾燥が続き、下旬は降雨と暑さとともに新梢は急激に伸びました。6月は湿度が低く、梅雨時期は雨が少なく、日中はさわやかな陽気で開花は6月11日でした。7月上旬からは晴れて蒸し暑い日が多く、8月は上旬の台風5号の通過後から曇りや雨の日が続き、ヴェレゾン(色づき)が平年に比べ14日遅れましたが、9月は天候に恵まれて晴れた日が多くブドウは緩やかに成熟しました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北安曇野郡池田町安曇野地区
- 【使用品種】
- シャルドネ
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月下旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて18~21度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約6カ月間育成
- 【生産本数】
- 約2,000本