テロワールシリーズ
シャトー・メルシャン 城の平Château Mercian Jyonohira
2018年
「城の平ヴィンヤード」で
栽培されたブドウを厳選し、ブレンド
- テイスティングガイド
- 赤(フルボディ)
- MARIAGE
- ラム肉のステーキ、豚の角煮、ビーフシチューなどと合わせたい1本です。
- 概要
- しっかりとした酸とともに豊かな果実味、なめらかなタンニンが余韻として感じられるワインです。『城の平ヴィンヤード』は勝沼町に位置する自社管理畑で、適切な収量調整と栽培管理のもと収穫されたメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンをバランスよくブレンドしました。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 田村 隆幸
やや黒さを帯びたガーネット色。カシスや桑の実などの果実の香り、腐葉土やタバコ、甘草を思わせる甘いスパイスの香りなどさまざまな香りがとらえられます。口中では豊かな酸とシルキーなタンニンが感じられ、複雑な香りと調和し、心地よいアフターが感じられるワインです。(2020年7月)
- ヴィンテージ情報
- 春先の気温が低かったため、萌芽はやや遅く、さらに開花期の朝晩も冷涼な気候が続き、開花はゆっくりと進みました。6月の梅雨時期に降雨量が少なく、7月いっぱいまで十分な日照量があり、果粒は小さいながらも健全に生育していましたが、8月から一転して降雨が続き、萌芽と同様にヴェレゾンも例年より遅れました。9月は晴天日が多くブドウの成熟が進んだものの、9月末から10月の半ばにかけては気温が低く推移し、じっくりと収穫を待つこととなりました。 メルローは果汁成分も高く、小粒でバランスの良い房の状態で収穫を迎えることができました。しかし、10月半ばから秋雨前線と台風との影響で記録的な大雨が続き、晩熟のカベルネ・ソーヴィニヨンは1週間ほど早い収穫を余儀なくされました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 山梨県甲州市勝沼地区城の平ヴィンヤード
- 【使用品種】
- カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー15%、
カベルネ・フラン15%
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- メルロー:10月中旬収穫
カベルネ・フラン:10月下旬収穫
カベルネ・ソーヴィニヨン:11月上旬収穫
- 【発酵】
- カベルネ・ソーヴィニヨン:
木桶にて26~28度で、約14日間発酵
メルロー、カベルネ・フラン:
ステンレスタンクにて28度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約19カ月間育成
- 【生産本数】
- 約1,500本
2017年
「城の平ヴィンヤード」で
栽培されたブドウを厳選し、ブレンド
- テイスティングガイド
- 赤(フルボディ)
- MARIAGE
- ローストビーフ、熟成肉のステーキ、豚の角煮などと合わせたい1本です。
- 概要
- しっかりとした酸とともに豊かな果実味、なめらかなタンニンが余韻として感じられるワインです。『城の平ヴィンヤード』は勝沼町に位置する自社管理畑で、適切な収量調整と栽培管理のもと収穫されたメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンをバランスよくブレンドしました。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 田村 隆幸
紫がかったガーネット。カシスやダークチェリーといった黒い果実のドライフルーツの香りやナツメグなどのスパイスの香り、タバコやヴァニラなどの樽に由来する香りが複雑に感じられます。口に含むと、非常に柔らかな酸味に続いて、なめらかでエレガントなタンニンが広がります。(2022年4月)
- ヴィンテージ情報
- 春先の気温が低かったため、萌芽はやや遅く、さらに開花期の朝晩も冷涼な気候が続き、開花はゆっくりと進みました。6月の梅雨時期に降雨量が少なく、7月いっぱいまで十分な日照量があり、果粒は小さいながらも健全に生育しました。8月から一転して降雨が続き、萌芽と同様にヴェレゾンも例年より遅れました。9月は晴天日が多くブドウの成熟が進んだものの、9月末から10月の半ばにかけては気温が低く推移し、じっくりと収穫を待つこととなりました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 山梨県甲州市勝沼地区城の平ヴィンヤード
- 【使用品種】
- カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー50%
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- メルロー:9月中旬収穫
カベルネ・ソーヴィニヨン:10月下旬収穫
- 【発酵】
- ステンレスタンクにて28度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約19カ月間育成
- 【生産本数】
- 約1,000本
2016年
「城の平ヴィンヤード」で
栽培されたブドウを厳選し、ブレンド
- テイスティングガイド
- 赤(フルボディ)
- MARIAGE
- 地鶏もも肉の照り焼き、豚もも肉の生姜焼き、ローストビーフ赤ワインソースなどと合わせたい1本です。
- 概要
- しっかりとした酸とともに豊かな果実味、なめらかなタンニンが余韻として感じられるワインです。『城の平ヴィンヤード』は勝沼町に位置する自社管理畑で、適切な収量調整と栽培管理のもと収穫されたメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン等をバランスよくブレンドしました。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
紫のニュアンスを残すガーネットの色合い。グラスのエッジに熟成のニュアンスが感じられます。カシスやダークチェリーといった黒い果実、ドライフルーツやナツメグやクローブなどのスパイスの香り、チョコレート、タバコやヴァニラなどのオーク樽育成に由来する香りが複雑に感じられます。柔らかな酸を感じた後、なめらかでエレガントなタンニンが長い余韻とともに口中に広がります。(2020年4月)
- ヴィンテージ情報
- 【2016年情報】
暖冬で気温の高さは春になっても続き、4月の平均気温は観測史上3番目に高くなりました。天気の良い日が続き、開花は過去10年で最も早かった5月下旬に確認されました。開花期は朝晩の冷え込みが厳しく、朝露により花穂に「ベト病」が発生しました。その後猛烈な暑さは7月中旬まで続いたため、生育は加速されヴェレゾンは昨年より5日早く訪れました。9月中旬からは台風や前線の影響で記録的な日照不足となりましたが、収穫は酸の低下を注視して9月中旬から10月下旬に行いました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 山梨県甲州市勝沼地区城の平ヴィンヤード
- 【使用品種】
- メルロー54%、カベルネ・ソーヴィニヨン33%、
カベルネ・フラン7%、その他品種6%
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月中旬~10月下旬収穫
- 【発酵】
- 木桶にて25~30度で約10日間発酵
ステンレスタンクにて25~30度で約10日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約18カ月間育成
- 【生産本数】
- 約1,740本
2015年
「城の平ヴィンヤード」で
栽培されたブドウを厳選し、ブレンド
- テイスティングガイド
- 赤(フルボディ)
- MARIAGE
- 地鶏もも肉の照り焼き、豚もも肉の生姜焼き、ローストビーフ赤ワインソースなどと合わせたい1本です。
- 概要
- しっかりとした酸とともに豊かな果実味、なめらかなタンニンが余韻として感じられるワインです。『城の平ヴィンヤード』は勝沼町に位置する自社管理畑で、適切な収量調整と栽培管理のもと収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランをバランスよくブレンドしました。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
色合いは紫がかったガーネット。エッジに熟成のニュアンスが感じられます。ダークチェリー、カシスなどの黒い果実、ドライフルーツやスパイス、腐葉土などの香り、チョコレートやタバコなどのオーク樽育成に由来する香りが複雑に調和しています。柔らかな酸を感じた後、なめらかでエレガントなタンニンが長い余韻とともに口中に広がるワインです。(2019年6月)
- ヴィンテージ情報
- 【2015年情報】
不安定な気候の春でしたが、萌芽は平年並みでした。その後は雨や曇りの日が続き、過去10年で降水量が最も多い年となりました。7月下旬以降、猛烈な暑さが続きましたが、8月下旬からは一気に秋の陽気になりました。9月になると台風や前線の影響で雨が多く、日照不足からブドウの着色は緩やかに進みましたが、10月になると、すがすがしい秋晴れが続き、メルロー、カベルネ・フランはそれぞれ糖度と酸度のバランスがよい適熟期に収穫できました。カベルネ・ソーヴィニヨンの糖度は1週間に1度ずつ上昇を続け、10月の最終日に収穫を行いました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 山梨県甲州市勝沼地区城の平ヴィンヤード
- 【使用品種】
- メルロー58%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、カベルネ・フラン2%
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- 10月上旬~10月下旬収穫
- 【発酵】
- ステンレスタンクにて28~30度で約14日間発酵
木桶にて28~30度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約19カ月間育成
- 【生産本数】
- 約660本
2014年
「城の平ヴィンヤード」で
栽培されたブドウを厳選し、ブレンド
- テイスティングガイド
- 赤(フルボディ)
- MARIAGE
- 地鶏もも肉の照り焼き、豚もも肉の生姜焼き、ローストビーフ赤ワインソースなどと合わせたい1本です。
- 概要
- 程よい酸とともに豊かな果実味、柔らかなタンニンが余韻として感じられるワインです。『城の平ヴィンヤード』は勝沼町に位置する自社畑管理で、厳しい栽培管理のもと収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー等をバランスよくブレンドしました。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
色合いは紫を帯びたガーネット。エッジに若干の熟成のニュアンスが見られます。熟したカシスやラズベリーといったベリー系の果実の香り、ヴァニラやチョコレートの樽由来の香り、スパイス、腐葉土やなめし皮などの香りが調和しています。穏やかな酸味と共に豊かな果実味、柔らかなタンニンが余韻として残ります。(2018年3月)
- ヴィンテージ情報
- 【2014年情報】
冬から初春までの厳しい寒さの影響でブドウは平年に比べ5~7日遅れての萌芽となりました。5~6月は真夏並みの暑さが続きましたが、過去2年の空梅雨から一転、平年を上回る降水量となりました。梅雨明け後は、真夏日以上の猛烈な暑さが続いており、ヴェレゾン(色づき)は前年に比べて2日早く確認され、近年にない生育の早さとなりました。8月の日照時間は10年間で最も短かったためヴェレゾンは長期にわたりましたが、朝晩の冷え込みとともに、ブドウの 着色は進み、糖度の上昇は緩やかで、酸度が高かったため、前年と比較して収穫期を1週間遅らせました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 山梨県甲州市勝沼地区城の平ヴィンヤード
- 【使用品種】
- カベルネ・ソーヴィニヨン67%、メルロー33%
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- 10月上旬~11月上旬収穫
- 【発酵】
- ステンレスタンクにて28~30度で約14日間発酵、
オーク樽にて28~30度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約18カ月間育成
- 【生産本数】
- 約740本
2013年
「城の平ヴィンヤード」で
栽培されたブドウを厳選し、ブレンド
- テイスティングガイド
- 赤(フルボディ)
- MARIAGE
- 豚もも肉の生姜焼き、ローストビーフ赤ワインソースなどと合わせたい1本です。
- 概要
- 柔らかな酸とともになめらかなタンニンが心地よい余韻として感じられるワインです。『城の平ヴィンヤード』は勝沼町に位置する自社管理畑で、厳しい栽培管理のもと収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー等をバランスよくブレンドしました。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
色合いはエッジにやや熟成のニュアンスのあるガーネット。カシス、ラズベリーといった果実の香りに加えて、腐葉土、なめし皮、タバコの香りとともに、ヴァニラやアーモンドなどの樽由来の香りが調和しています。カベルネ・ソーヴィニヨンが骨格を形成し、メルローの肉付きの良い味わいが、バランスの良い味わいを醸し出しています。柔らかな酸とともになめらかなタンニンが長く余韻として残ります。(2018年3月)
- ヴィンテージ情報
- 【2013年情報】
冬型の気圧配置が続き、寒さ厳しく春の訪れは遅く、4月までは低温で推移したため、ブドウの萌芽は大幅に遅れました。ゴールデンウィーク以降は穏やかな天気が続き、ブドウの生育遅れは挽回され、開花は平年並みとなりました。梅雨入り後、連日の降雨や猛烈な暑さはなく、開花期は天候に恵まれたため結実は良好でした。梅雨明け後、猛烈な暑さが例年にないほど続き、少雨乾燥状態となり、結実期以降は、ブドウ生育期間を通じ晴天が続き病果も少なく、また昼夜の寒暖差により着色が促進され、高品質なブドウの収穫ができました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 山梨県甲州市勝沼地区城の平ヴィンヤード
- 【使用品種】
- カベルネ・ソーヴィニヨン67%、メルロー29%、カベルネ・フラン4%
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月下旬~10月下旬収穫
- 【発酵】
- ステンレスタンクにて28~30度で約14日間発酵、
木桶にて28~30度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約18カ月間育成
- 【生産本数】
- 約2,000本