テロワールシリーズ
シャトー・メルシャン 新鶴シャルドネChâteau Mercian Niitsuru Chardonnay
2021年
収量制限区のシャルドネによる
新鶴のテロワールを反映したワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- チキンのハーブ焼き、白身魚のムニエル、レモンやハーブたっぷりのチキンタジン、カキやアジのフライなどとよく合います。
- 概要
- バランスの良い酸味とトロピカルフルーツの香味が感じられるワインです。福島県会津美里町新鶴地区の栽培農家の努力と独自の雨よけ施設により、健全で充分に成熟したシャルドネが収穫されます。産地の個性を引き出したワインです。
- テイスティングコメント
- 色合いは明るいレモンイエロー。熟したパイナップルや レモンなどの果実の香り、針葉樹やハーブなどのさわやかな香り、ヴァニラやバターなど樽発酵による香りなど、さまざまな香りがとらえられます。口中では豊かな酸、心地よい味わいの厚みが感じられ、アフターにも果実の香りがしっかり感じられるワインです。(2022年4月)
- ヴィンテージ情報
- 雪が少なく、暖かい冬となりましたが、春先は気温が低く、風が強い日が多かったものの、5月下旬から6月上旬にかけては気温が高く天気に恵まれました。長い梅雨に見舞われましたが、雨よけビニールのおかげで病気の発生は最低限に抑えられました。梅雨明け以降、強烈な陽射しにより果実に日焼けが発生しましたが、熟度も進み、全体的に健全な状態で収穫を迎えることができました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県会津美里町新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 棚式栽培
- 【収穫】
- 9月下旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて18~24度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約5カ月間育成
- 【生産本数】
- 約5,000本
2020年
収量制限区のシャルドネによる
新鶴のテロワールを反映したワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のムニエルやチキンのクリームソースかけなどとよく合います。
- 概要
- バランスの良い酸味とトロピカルフルーツの香味が感じられるワインです。福島県会津美里町新鶴地区の栽培農家の努力と独自の雨よけ施設により、健全で充分に成熟したシャルドネが収穫されます。産地の個性を引き出したワインです。
- テイスティングコメント
- 色合いは明るいレモンイエロー。フレッシュなパイナップルやリンゴの蜜などの果実の香り、ヤマユリを思わせる白い花の香り、針葉樹の香りやヨーグルトの香りなど、さまざまな香りが感じられます。口中では心地よい酸味が感じられ、 果実などの香りと調和します。(2022年9月)
- ヴィンテージ情報
- 冬は雪が少なく温暖であり、萌芽も順調に訪れました。春は暖かく新梢は短日のうちに伸び、ブドウの花も短期間で満開となりました。梅雨は例年になく長く、絶え間ない降雨と日照不足が続き、栽培家は根気強く仕事を続けなければならない厳しい年でしたが、梅雨明けからはこれまでの天気を挽回するような真夏日が続き、その後は雨が少ないまま収穫を迎えることができました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県会津美里町新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 棚式栽培
- 【収穫】
- 9月下旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて18~24度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約4カ月間育成
- 【生産本数】
- 約3,000本
2019年
収量制限区のシャルドネによる
新鶴のテロワールを反映したワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のムニエルやチキンのクリームソースかけなどと合わせていただきたい1本です。
- 概要
- バランスの良い酸味とトロピカルフルーツの香味が感じられるワインです。福島県会津美里町新鶴地区の栽培農家の努力と独自の雨よけ施設により、健全で充分に成熟したシャルドネが収穫されます。産地の個性を引き出したワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
色合いは輝きのある淡いレモンイエロー。熟したパイナップル、レモンやグレープフルーツなど柑橘類の香りと、菩提樹などの白い花やハチミツのニュアンスがほのかに感じられます。樽発酵に由来する穏やかなヴァニラ、ヘーゼルナッツの香りが柔らかく全体を包みます。程よい酸と、豊かな果実感、ミネラル感がバランスよく調和しています。(2020年4月)
- ヴィンテージ情報
- 【2019年について】
春先は低温でブドウの萌芽は昨年に比べて1週間遅れました。5月下旬には猛暑日となり新梢は短期間で伸び、開花は平年並みとなりました。6月下旬から梅雨明けまでは蒸し暑い日が続き降雨日数は多くなりましたが降水量は少なく病害が広がることはありませんでした。梅雨明け後は猛烈な暑さが続き、果実にはやや日焼け症状が見られましたが、ヴェレゾンは平年並みの8月上旬に確認されました。お盆過ぎから曇天日が続き日照不足となりブドウの成熟は緩やかとなりましたが、収穫期を遅らせることで糖度と酸度のバランスのとれたブドウが収穫されました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県会津美里町新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 棚式栽培
- 【収穫】
- 9月中旬~9月下旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて18~21度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約6カ月間育成
- 【生産本数】
- 約9,400本
2018年
収量制限区のシャルドネによる
新鶴のテロワールを反映したワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のムニエルやチキンのクリームソースかけなどと合わせていただきたい1本です。
- 概要
- 心地よい酸味と、トロピカルな香味が楽しめるワインです。福島県会津美里町新鶴地区の栽培農家の努力と独自の雨よけ施設により、健全で充分に成熟したシャルドネが収穫されます。産地の個性を引き出したワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
色合いは輝きのあるライトイエロー。よく熟したパイナップルやグレープフルーツなど柑橘類の香りと、菩提樹などの白い花やハチミツのニュアンスがほのかに感じられます。 樽発酵に由来する穏やかなヴァニラ、ヘーゼルナッツの香りが全体を包みます。柔らかい酸と、豊かな果実感、ミネラル感がバランスよく調和しているワインです。(2019年5月)
- ヴィンテージ情報
- 【2018年について】
3月下旬から暖かい日が続き、開花から満開までは短期間となり結実は良好でした。降雨が少なく乾燥した8月のあと、9月は曇りやぐずついた日が多かったものの、乾燥を解消する雨となりました。収穫は9月中旬から始まり、糖度が高く、 酸とのバランスが取れた果実が収穫出来ました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県会津美里町新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ
- 【栽培方法】
- 棚式栽培
- 【収穫】
- 9月中旬~9月下旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて18~21度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約5カ月間育成
- 【生産本数】
- 約7,700本
2017年
収量制限区のシャルドネによる
新鶴のテロワールを反映したワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のムニエルやチキンのクリームソース掛けなどと合わせていただきたい1本です。
- 概要
- 心地よい酸味と、トロピカルな香味が楽しめるワインです。福島県会津美里町新鶴地区の栽培農家の努力と独自の雨よけ施設により、健全で充分に成熟したシャルドネが収穫されます。産地の個性を引き出したワインに仕上げました。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
色合いは輝きのあるライトイエロー。 熟したパイナップルやグレープフルーツ、レモンなど柑橘類の香りと、菩提樹などの白い花のニュアンスが感じられます。樽発酵に由来する穏やかなヴァニラ、アーモンドの香りが柔らかく全体を包みます。控えめな心地よい酸と、豊かな果実味、ミネラル感がバランスよく調和しています。(2018年3月)
- ヴィンテージ情報
- 【2017年について】
冬の寒さが4月中旬まで続き、5月は雨が 少なく乾燥し、真夏日もあれば寒の戻りが あったりと寒暖差が大きい日がありました。 6月上旬は日中の気温が低く、朝晩の 冷え込みが厳しく、低温と乾燥によりブドウの開花は例年より1週間遅れました。 7月は曇天日が多く、ヴェレゾン(色づき)は 8月に入ってから確認されました。 8月は台風5号の通過後は曇りや雨の日が続き、低温の影響でブドウの生育は 遅れましたが、酸の低下を待ち収穫しました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県会津美里町新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ
- 【栽培方法】
- 棚式栽培
- 【収穫】
- 9月中旬~9月下旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて18~21度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約6カ月間育成
- 【生産本数】
- 約7,500本
2016年
収量制限区のシャルドネによる
新鶴のテロワールを反映したワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のムニエルやチキンのクリームソース掛けなどと合わせていただきたい1本です。
- 概要
- 福島県会津地方の新鶴地区。栽培農家による努力と雨よけというアイデアが功を奏し、健全で充分に成熟したブドウを収穫できます。新鶴のテロワールを反映したトロピカルな香味がしっかりと表現された個性豊かな味わいが特徴です。「シャトー・メルシャン 新鶴シャルドネ」は、全て収量制限区の凝縮されたブドウを使用しています。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:ワインメーカー 高瀬 秀樹
色合いは綺麗な輝きのある黄色。パイナップルや温暖な地方の柑橘類の香りをトップに捉えた後、樽発酵・樽育成に由来するアーモンド、焼いたパン、イーストのような香りを感じます。口中、柔らかく丸い酸を捉えた後、アフターには、バター、ナッツなどのニュアンスがバランスよく広がります。
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
【2016年について】
平年の平均気温を上回る暖冬で降雪は少なく、萌芽は近年で最も早い4月中旬に確認されました。降雨が少なく気温が高い時期が続き、開花は5月下旬となり短日のうちに満開を迎え、ヴェレゾン(色づき)は過去最速の7月下旬となりました。台風や湿った空気が流れ込んだ8月下旬からの降水量は多かったものの、雨よけ施設により、健全なブドウを収穫することができました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県会津美里町新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 棚式栽培
- 【収穫】
- 9月中旬~9月下旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて
22~24度で 約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約5カ月間育成
- 【生産本数】
- 約7,700本
2015年
熟成ブドウのハリと心地よい酸味
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のムニエルやチキンのクリームソース掛けなどと合わせたい1本です。
- 概要
- 福島県会津地方新鶴地区の収穫量を抑えて栽培した畑のシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。独自の雨除け施設を設けることで収穫前の雨を凌ぎ、ブドウを十分に成熟させることができるようになり、ワインの品質が大幅に高まりました。ハリのある若々しさと心地よい酸味が楽しめるワインです。
- テイスティングコメント
- 綺麗な輝きのある黄色。マンゴー、パイナップルなどトロピカルフルーツをトップに感じた後、樽発酵・育成に由来する香ばしいアーモンド、焼いたパン、カフェをアフターに感じる。口中、柔らかく丸い酸を捉えた後、バター、ナッツなどのニュアンスがバランス良く広がる。(2016年6月)
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 棚式栽培
- 【収穫】
- 9月中旬~10月上旬
- 【発酵】
- オーク樽発酵 18~22度 約20日間
- 【育成】
- オーク樽育成 約5カ月
- 【生産本数】
- 約6,750本
2014年
熟成ブドウのハリと心地よい酸味
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のムニエルやチキンのクリームソース掛けなどと合わせたい1本です。
- 概要
- 福島県会津地方新鶴地区の収穫量を抑えて栽培した畑のシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。独自の雨除け施設を設けることで収穫前の雨を凌ぎ、ブドウを十分に成熟させることができるようになり、ワインの品質が大幅に高まりました。ハリのある若々しさと心地よい酸味が楽しめるワインです。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 棚式栽培
- 【収穫】
- 9月中旬~10月上旬
- 【発酵】
- オーク樽発酵 18~22度 約20日間
- 【育成】
- オーク樽育成 約5カ月
- 【生産本数】
- 約5,000本
2013年
熟成ブドウのハリと心地よい酸味
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のムニエルやチキンのクリームソース掛けなどと合わせたい1本です。
- 概要
- 福島県大沼郡新鶴地区の畑で収穫量を抑えて栽培したシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。独自の雨よけ施設で収穫前の雨をしのぎブドウを十分に成熟させることで、ワインの品質が大幅に高まりました。ハリのある若々しさと心地よい酸味が楽しめるワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:ワインメーカー 生駒 元
色調はきれいな輝きのある黄色。オレンジやレモンなどの柑橘、白い花の優しい香りがトップに来た後に、樽発酵・育成由来の香ばしいアーモンドや焼いたパン、イーストのような香りも顔を出します。口に含むと、酸味が適度に丸く、とても口当たりがなめらか。アフターにかけてバランス良くふくよかにまとまっているワインです。(2014年7月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
3月まで低温で雪解けが遅れ、4月下旬のサクラ開花期には13cmの積雪がありました。安定した天気は5月まで続くものの、日中の気温は上がらず冷涼であったためブドウの生育は遅れました。6月に入り、例年に比べて気温が高く雨の降らない日が続き、雑草が伸びないほどの乾燥状態となり、開花期は平年並みに。梅雨前半は湿度の低いカラっとした天気が続き、2年続きのいい意味での異常気象となりました。7月からは曇天が多く(上旬の1週間は日照37時間)、水田の補水が不要なくらい降雨日数が増えました。湿度が高くて気温が高くない日が多かったものの、直接雨が当たらない「雨よけ」の強みをいかし、また8月からの好天の後押しも受け、糖度と酸度のバランスのとれたブドウを9月中旬より収穫することができました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 棚式栽培
- 【収穫】
- 9月中旬~10月上旬
- 【発酵】
- オーク樽発酵 18~22度 約20日間
- 【育成】
- オーク樽育成 約5カ月
- 【生産本数】
- 約4,900本
2012年
熟成ブドウのハリと心地よい酸味
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のソテー、カボスやレモンをかけたカルパッチョや秋刀魚などと相性が抜群です。
- 概要
- 福島県大沼郡新鶴地区の畑で収穫量を抑えて栽培したシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。独自の雨よけ施設で収穫前の雨をしのぎブドウを十分に成熟させることで、ワインの品質が大幅に高まりました。ハリのある若々しさと心地よい酸味が楽しめるワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:ワインメーカー 松山 周平
色調は輝きのあるレモンイエロー。レモンやグレープフルーツのような柑橘の香り、ハーブのようなニュアンス、ナッツやアーモンドを思わせるほのかな香ばしさを感じられる、香り豊かなワインです。口中豊かな果実味が感じられ、優しい酸味が味わいにまろやかさをもたらすバランスの良さを持っています。(2013年5月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
寒く、積雪量の多い冬でした。低温は春先まで続き、4月下旬のウメ満開時にも降雪がありました。ゴールデンウィークに入り、気温が高い日が短期間続き、萌芽、展葉は昨年に比べ1週間早まりました。5月上旬の竜巻により一部の園で雨除けビニールが舞い上がり、資材の湾曲、倒壊被害がありました。開花から結実、落花にかけての梅雨期は降雨が少なく、湿度の低いカラッとした天気の毎日。例年になく朝晩は冷え込み、気象好条件のもとブドウは順調に生育しました。その後もまとまった降雨がなく乾燥状態が続く中、ブドウの成熟は健全に進み、畑ごとに適熟を見極め収穫を行いました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 棚式栽培
- 【収穫】
- 9月中旬~10月上旬
- 【発酵】
- オーク樽発酵 18~22度 約20日間
- 【育成】
- オーク樽育成 約5カ月
- 【生産本数】
- 約8,000本
2011年
熟成ブドウのハリと心地よい酸味
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のソテー、カボスやレモンをかけたカルパッチョなどと飲みたい1本です。
- 概要
- 福島県大沼郡新鶴地区の畑で収穫量を抑えて栽培したシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。独自の雨よけ施設で収穫前の雨をしのぎブドウを十分に成熟させることで、ワインの品質が大幅に高まりました。ハリのある若々しさと心地よい酸味が楽しめるワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:ワインメーカー 松山 周平
輝きのあるレモンイエロー色のワイン。トロピカルなフルーツアロマが豊かに感じられ、オーク樽由来のヴァニラ香が調和する心地よい香り。奥には、柑橘系アロマのニュアンスも見え隠れし、口中優しい酸味と豊かな果実味が広がります。(2012年4月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
冬は前年の大雪(12月25日の初雪)からはじまり、例年になく降雪が多く融雪期間が3カ月と長期にわたりました。サクラの開花は昨年より7日遅れ。4月まで低温傾向で推移したため、ブドウの萌芽は昨年より11日遅れとなりました。5月は暖かい日が続き、生育は5日遅れまで回復。梅雨中期まで雨が少なかったものの、蒸し暑い日が続いたため灰色カビ病が発生しました。栽培家は病気蔓延の原因となる「花カス落とし」を徹底して行いました。ブドウ生育期後期は連日降雨がありましたが、梅雨明けとともに暑さと乾燥状態が続いたため着色期は例年並みの時期となりました。暑さは9月上旬まで続き、中旬からは曇天や雨の日が多くなり一雨ごとに涼しくなっていきました。低温と暑さが交互に訪れた年であったため各園の成熟期にバラつきがあり、熟度に達した園から収穫を行いました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県大沼郡会津地方新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 棚式栽培
- 【収穫】
- 手摘み/9月下旬~10月上旬
- 【発酵】
- オーク樽発酵 18~22度 約20日間
- 【育成】
- オーク樽育成 約5カ月
- 【生産本数】
- 約4,600本
2010年
熟成ブドウのハリと心地よい酸味
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のソテー、カボスやレモンをかけたカルパッチョと相性をお楽しみください。
- 概要
- 福島県大沼郡新鶴地区の畑で収穫量を抑えて栽培したシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。独自の雨よけ施設で収穫前の雨をしのぎブドウを十分に成熟させることで、ワインの品質が大幅に高まりました。ハリのある若々しさと心地よい酸味が楽しめるワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:ワインメーカー 松山 周平
色調は淡いイエロー。レモンやリンゴのようなアロマが心地よく立ち上がり、ハーブやミントのニュアンスも感じられるフレッシュな香り。ミネラル感を思わせるややかたいニュアンスもありますが、まろやかな果実味と優しい酸が広がり、上品さを演出してくれる1本です。(2011年6月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
冬は寒気の影響が小さく高温、少雪でした。4月~6月まで低温・長雨傾向で推移したため、平年に比べ萌芽から開花までの推移が1週間遅れとなりました。7月20日の梅雨明け後は猛暑、少雨が続き、着色期には例年の3日遅れまで回復。暑さは9月上旬まで続きましたが、中旬からは曇天や雨の日が多くなり一雨ごとに涼しくなっていきました。低温と猛烈な暑さが急激に訪れた年であったため各園の成熟期にバラつきがあり、適熟に達した園から順次収穫を行いました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県会津美里町新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【収穫】
- 9月下旬~10月中旬
- 【醸造】
- 20~23度 オーク樽にて発酵 約2週間
- 【育成】
- オーク樽育成 約5カ月
- 【生産本数】
- 約2,600本
2009年
専門家からも高い評価を受ける熟成のシャルドネ
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のマリネや、白海老のパスタ、ささみ肉のサラダ、山羊乳のチーズなど、繊細なタイプのお料理とお楽しみください。
- 概要
- 福島県新鶴地区の畑で収穫量を抑えて栽培したシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。独自の雨よけ施設で収穫前の雨をしのぎブドウを十分に成熟させることで、ワインの品質が大幅に高まりました。多くの専門家、ソムリエなどから高い評価をいただいているワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
色は光沢のある、明るい黄色。はつらつとした香りで、レモン、蜜入りリンゴ、少しかための白桃など白い果実が心地よく立ち上っていきます。果実味が充実した味わいで、フレッシュできれいな酸のバランスも極めてよく、上品なシャルドネの姿を見せてくれます。(2010年8月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
冬は寒気の影響が小さく高温、少雪でした。春先の寒の戻りは長続きせず、平年並みの4月中旬に萌芽。高温、少雨傾向で推移したため、新梢は順調に生育しました。6月からは、低気圧や気圧の谷の影響で曇りの日が多く、下旬には晴れの日が続いたもののその後は前線が停滞、太平洋高気圧の張り出しが弱いため梅雨明け宣言も出されず、8月までぐずついた天気が続きました。ブドウは開花から成熟期まで陽を拝むことが少なく、生育は遅れ気味に。湿潤が長く続いた影響で病気が発生しましたが、幸い気温が低く推移したため蔓延は避けられました。9月からは晴れの日が続き日照不足は解消されたものの、真夏の暑い日差しを受けなかった影響で糖度は上がらず、酸が高い状態が続きました。中旬からは気温が高めに推移したため、平年並みの収穫スタートとなりました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県大沼郡新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 12.5%
- 【収穫】
- 手摘み/9月下旬~10月上旬
- 【醸造】
- 20~22度でオークの小樽にて14~25日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて5カ月間育成
- 【生産本数】
- 約4,800本
2008年
専門家からも高い評価を受ける熟成のシャルドネ
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 蒸し魚、ボンゴレビアンコ、ホタテ貝の刺身、野菜とハムのゼリー寄せなど、あまりしつこくなく素材そのものの味わいを楽しむ料理といっしょにどうぞ。
- 概要
- 福島県新鶴地区の畑で収穫量を抑えて栽培したシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。独自の雨よけ施設で収穫前の雨をしのぎブドウを十分に成熟させることで、ワインの品質が大幅に高まりました。多くの専門家、ソムリエなどから高い評価をいただいているワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
色調は光沢のある明るい黄色。蜜入りリンゴ、黄桃などの熟した果実に少々マンゴーやヴァニラの香りがプラスされた、ハリのある若々しい香りを持っています。まろやかなアタックで、心地よい酸、なめらかな舌触り、ふくよかさなどとてもバランスの良い味わい。上品さ、みずみずしさも感じられる、ピュアなシャルドネです。(2009年12月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
3、4月は移動性高気圧に覆われ晴れる日が多く気温は高めに推移。ブドウの萌芽は4~5日早まりましたが、展葉から新梢伸長初期の5月は低気圧が本州南岸を進むことが多く天気はぐずつき、周期的な寒気の南下で気温の変動が大きく、ブドウの生育は緩やかとなり開花は平年並みとなりました。6月中旬からの梅雨前線の影響は少なく、8月中旬まで高気圧に覆われ少雨多照傾向で推移。ブドウは順調に生育し収穫期は平年並みとなり、糖度の高い健全果が得られました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県大沼郡新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 12.5%
- 【平均樹齢】
- 30年
- 【収穫】
- 9月下旬~10月上旬
- 【醸造】
- 18~23度でオークの小樽にて20~24日間発酵
- 【育成】
- オークの小樽(新樽40%)にて6カ月間育成
- 【生産本数】
- 4,500本
2007年
専門家からも高い評価を受ける熟成のシャルドネ
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 帆立のカルパッチョ、水菜とハムと柑橘類のサラダ、生ガキ、イカのフリットなどの天ぷら系、ボンゴレ・ビアンコなどのおともにしたいワインです。
- 概要
- 福島県新鶴地区の畑で収穫量を抑えて栽培したシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。独自の雨よけ施設で収穫前の雨をしのぎブドウを十分に成熟させることで、ワインの品質が大幅に高まりました。多くの専門家、ソムリエなどから高い評価をいただいているワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
フレッシュ感にあふれたきりっとした香り。ライムなどの柑橘類に加えてほんの少し香ばしさも感じますが、全体的にはひかえめな印象です。アタックはなめらかで、とてもフレッシュな酸がいきいきとしているワインです。(2008年9月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
6月までは気温は高めに推移、梅雨入り後の雨量は多かったものの晴天日が多く日照に恵まれ、生育は平年並みでした。7月は雨天、曇天日が多く日照時間が比較的短くなりました。気温が若干低温で推移し生育速度が緩やかになりましたが、8月からは一転し好天に恵まれ、降雨が少なく高温乾燥で推移。生育の遅れは挽回できなかったものの、収穫期を若干遅らせ健全で適熟な果実を収穫できました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県大沼郡新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 12.9%
- 【収穫】
- 10月初旬~中旬
- 【醸造】
- オーク樽発酵 18~23度 20~24日間
- 【育成】
- オーク樽にて6カ月(うち、新樽40%)
- 【生産本数】
- 約4,000本
2006年
専門家からも高い評価を受ける熟成のシャルドネ
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- タラのグラタン、鶏の照り焼き、穴子の焼き物、グリルした海老、賀茂茄子の味噌田楽などと合わせてみたい1本です。
- 概要
- 福島県新鶴地区の畑で収穫量を抑えて栽培したシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。独自の雨よけ施設で収穫前の雨をしのぎブドウを十分に成熟させることで、ワインの品質が大幅に高まりました。多くの専門家、ソムリエなどから高い評価をいただいているワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
フレッシュなリンゴ、洋ナシ、ウエハースのような香ばしさが少々、白桃のネクターのような粘性を思わせる香り、すがすがしいライムなどの柑橘類などが立ち上り、時間とともに上品なト-スティさが加わります。とてもまろやかなアタックで酸もソフトな存在感があり、芯はあるが全体に丸みがある味わいです。(2007年7月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
冬の寒さ厳しく久しぶりの厳冬、会津地方では20年ぶりの大雪となりました。3月に入り、平年に比べ気温も高くなりはじめましたが、4月は一転し低温で推移。春先の萌芽期から5月中旬の展葉期まで、ブドウの生育は約1週間ほど遅れました。6月中旬までは天候に恵まれ生育も回復しつつありましたが、梅雨入り後は曇天が続き雨が少なく日照時間も短くなりました。この間気温は若干低温で推移、生育速度が緩慢となり開花期は昨年に比べ3日の遅れを記録しました。しかし、梅雨明け後は一転し好天に恵まれ、降雨が少なく高温乾燥で推移。生育ステージは平年並みに回復し、健全で適熟な果実の収穫を行うことができました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県大沼郡会津美里町新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 12.8%
- 【平均樹齢】
- 28年
- 【収穫】
- 9月20日~10月4日
- 【醸造】
- オーク樽発酵15~26度 20~24日間
- 【育成】
- オーク樽育成 8カ月(新樽47%)
- 【生産本数】
- 4,831本
2005年
専門家からも高い評価を受ける熟成のシャルドネ
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 帆立貝のバターソテーやキャベツのニンニク・アンチョビ炒め、ヒラメなどの白身魚のソテーに白ワインソースを添えていっしょにいただきたい。
- 概要
- 福島県新鶴地区の畑で収穫量を抑えて栽培したシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。独自の雨よけ施設で収穫前の雨をしのぎブドウを十分に成熟させることで、ワインの品質が大幅に高まりました。多くの専門家、ソムリエなどから高い評価をいただいているワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
ふくらみのある甘さを感じる香りで、シナモン風味のアップルパイ、よく熟した白桃、時間を置くとキャラメルやべっ甲飴のような香ばしさも加わり華やかでクリーミー。果実味が充実した味わいで、酸もソフトながら十分な存在感があり、心地よい食感。バランス感覚にすぐれたシャルドネです。(2006年6月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
春先の気温は高めに推移したため、萌芽は例年より1週間ほど早い傾向を示しました。しかし、開花期を迎える頃には平年並みに。梅雨入りから降水量は少なく、梅雨明け後は猛暑が続き25日間の真夏日を記録。生食用の黒系品種は高温障害による着色障害にあいましたが、シャルドネは病気発生がほとんど見られず、露地栽培で18度以上、雨よけ栽培で21度以上と平年に比べ一段と熟度が高い健全果が収穫されました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 12.8%
- 【平均樹齢】
- 27年
- 【収穫】
- 10月上旬
- 【醸造】
- 樽発酵 18~23度 18~26日間
- 【育成】
- 小樽育成 7カ月 (新樽38%)
- 【生産本数】
- 3,290本
2004年
専門家からも高い評価を受ける熟成のシャルドネ
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 焼き豆腐にトロミをつけた肉味噌をのせたものや、生ハムにローストアーモンドを巻き込んだもの、エビの春巻きなど、香ばしくうまみを感じる料理と合わせたいワインです。
- 概要
- 福島県新鶴地区の畑で収穫量を抑えて栽培したシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。独自の雨よけ施設で収穫前の雨をしのぎブドウを十分に成熟させることで、ワインの品質が大幅に高まりました。多くの専門家、ソムリエなどから高い評価をいただいているワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
香りにはまずロースト香を感じ、その後ろによく熟したリンゴや黄桃、そして若干トロピカルなフルーツ系の香りが出てきます。果実のまろやかな甘みが口いっぱいに広がり、酸もソフトで全体的にオイリーな舌触り。ネクターのような、たっぷりとした印象のワインです。(2005年8月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
6月以降は晴天の日が多く6月4日に開花、平年に比べ1週間ほど生育のステージが早い年でした。開花はじめから満開時にいたる日数も7日と短く、良年に見られる好ましい傾向にありました。着色期は7月下旬からはじまり、完了までの期間も平年に比べ短く、ブドウ1粒の重さが平年に比べ軽い傾向にあったことが特徴的。生育ステージの早まりは収穫期まで続き、平年より約1週間早い収穫期を迎え、9月下旬からの収穫となりました。ブドウはほとんど病果が認められない素晴らしい黄金色の健全果であり、1粒当たりの重量が軽い、よく凝縮された果実でした。熟度、また酸とのバランスも申し分ないレベルでしたが、全体の収穫量は少なくなりました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 12.8%
- 【平均樹齢】
- 27年
- 【収穫】
- 9月16日、9月29日
- 【醸造】
- 樽発酵 12~25度 21日間
- 【育成】
- 小樽育成 8カ月(新樽42%)
- 【生産本数】
- 3,437本
2003年
専門家からも高い評価を受ける熟成のシャルドネ
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 焼きアナゴ、鶏もも肉のフライ、揚げたカレイのアンカケなど、香ばしくコクのある料理に合わせたいワインです。
- 概要
- 福島県新鶴地区の畑で収穫量を抑えて栽培したシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。独自の雨よけ施設で収穫前の雨をしのぎブドウを十分に成熟させることで、ワインの品質が大幅に高まりました。多くの専門家、ソムリエなどから高い評価をいただいているワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
ハチミツ、白桃、若いパイナップル、それに香ばしさが加わる、魅力的な香りが立ち上るワインです。味わいは、ふくよかな果実味にソフトながらいきいきとした酸が均衡し、舌触りがとてもなめらか。口中でも優雅な香りが広がっていき、最後にレモンのようなフレッシュさと収れん性が心地よく残る、繊細さと華やかさを兼ね備えたワインです。(2004年8月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
8月の降水量が平年比164%となりましたが、他の月は気温が高く推移しブドウの生育は順調でした。害虫の被害により糖度の上昇が緩やかになりましたが、収穫期を10月中旬まで遅らせることで糖度20度以上の健全なブドウが得られました。このような状況下でも果汁の各組成が非常にバランスのとれた値であり、非常に特異な年だったといえます。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 13.3%
- 【平均樹齢】
- 26年
- 【収穫】
- 10月上旬
- 【醸造】
- 樽発酵 18~23度 14~28日間
- 【育成】
- 小樽育成 9カ月(新樽46%)
- 【生産本数】
- 3,520本
2002年
専門家からも高い評価を受ける熟成のシャルドネ
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚やチキンをオリーブオイルでこんがりソテーしたり、小ぶりの魚を唐揚げにしておともにしたい1本。
- 概要
- 福島県新鶴地区の畑で収穫量を抑えて栽培したシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。独自の雨よけ施設で収穫前の雨をしのぎブドウを十分に成熟させることで、ワインの品質が大幅に高まりました。多くの専門家、ソムリエなどから高い評価をいただいているワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
ヴァニラ、カラメルなどの香ばしく甘い香りとともに、黄桃やトロピカルフルーツなどの熟した果実の香りが、上品に立ち昇り、口中でも熟した黄桃とカラメルの香りが膨らみ出てきます。ふっくらとしたアタックにはじまり、いきいきとした酸との程よいバランスが楽しめる、なめらかな舌触りでフレッシュ感あふれるワインです。(2003年12月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
春先の気温は高めに推移したため、萌芽は例年より1週間ほど早い傾向を示しました。しかし、開花期を迎える頃には平年並みに。梅雨入りから降水量は少なく、梅雨明け後は猛暑が続き25日間の真夏日を記録。生食用の黒系品種は高温障害による着色障害にあいましたが、シャルドネは病気発生がほとんど見られず、露地栽培で18度以上、雨よけ栽培で21度以上と平年に比べ一段と熟度が高い健全果が収穫されました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 13.4%
- 【平均樹齢】
- 25年
- 【収穫】
- 9月上旬
- 【醸造】
- 小樽発酵 18~23度 14~28日間
- 【育成】
- 小樽育成 9カ月(新樽70%)
- 【生産本数】
- 2,519本
2001年
専門家からも高い評価を受ける熟成のシャルドネ
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- 概要
- 福島県新鶴地区の畑で収穫量を抑えて栽培したシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。独自の雨よけ施設で収穫前の雨をしのぎブドウを十分に成熟させることで、ワインの品質が大幅に高まりました。多くの専門家、ソムリエなどから高い評価をいただいているワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
色は深みのあるイエロー。粘性が高く、暖かい地方に見られる熟した黄色い果実の香りがあらわれています。口に含むと、十分な粘性からふくよかな味わいへとつながっていくワイン。自然なマロラクティック発酵によるものなのか、心地よい酸が主張してくるために飽きのこない味わいに仕上がっています。
※マロラクティック発酵=ワインの中のリンゴ酸が乳酸に変化する現象。味わいにまろやかさや複雑味が付与される。
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
ここ数年続いている暖冬傾向を示す冬を過ぎ、春を迎えたブドウは春先の不順な天候に災いされ、萌芽、展葉がやや不揃いに。その後の気温は平年よりやや高めに推移し、開花期から着色期にかけて順調に推移しました。夏は降雨量も少なく日照時間も多い猛暑で旱魃(かんばつ)気味の中、成熟期は例年に比べて数日早まりました。徹底した収量制限を実施し、成熟も順調に進んだため、例年に増して熟度の揃った健全で糖度の高い、黄金色に色づいたシャルドネが収穫されました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 13.4%
- 【平均樹齢】
- 25年
- 【収穫】
- 10月上旬
- 【醸造】
- 小樽発酵、ステンレス発酵 18~23度 20日間
- 【育成】
- 小樽育成 9カ月(新樽75%)
- 【生産本数】
- 1,891本
2000年
専門家からも高い評価を受ける熟成のシャルドネ
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- 概要
- 福島県新鶴地区の畑で収穫量を抑えて栽培したシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。独自の雨よけ施設で収穫前の雨をしのぎブドウを十分に成熟させることで、ワインの品質が大幅に高まりました。多くの専門家、ソムリエなどから高い評価をいただいているワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
やや黄色のニュアンスの強い色調。柑橘系の香りが中心にありながらも、それぞれが出過ぎることなく落ち着いた香りの印象をつくりだしている。味わいの中心は酸味の感じられる若い酒質のもの。飲みやすく、バランスを備えた味わいです。(2001年8月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
2000年、ブドウの生育状況は萌芽、開花、着果と例年並の生育状況でした。真夏の猛暑に続く局地的な大雨による降水量の影響が心配されたものの、9月に入り気候状況が良好に推移、ブドウ果は例年をやや上回る状態で収穫できました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 福島県新鶴地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 12.5%
- 【平均樹齢】
- 24年
- 【収穫】
- 10月上旬
- 【醸造】
- 樽発酵 18~23度 20日間
- 【育成】
- 小樽育成 10カ月
- 【生産本数】
- 1,900本