テロワールシリーズ
シャトー・メルシャン 塩尻メルローChâteau Mercian Shiojiri Merlot
2019年
塩尻地区は明治時代からブドウ栽培が行われ、
日本を代表するメルローの産地の一つです。
- テイスティングガイド
- 赤(フルボディ)
- MARIAGE
- スペアリブとパプリカのオーブン焼き、鴨肉のソテー(ベリーソース)、うなぎの蒲焼きなどと合わせたい1本です。
- 概要
- しっかりとした果実感とスパイスの香り、フレッシュな酸味と厚みのあるタンニンがバランスよく感じられるワインです。このワインは長野県塩尻地区のメルローを使用しています。塩尻地区は明治時代からブドウ栽培が行われ、日本を代表するメルローの産地の一つとなっています。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 田村 隆幸
深いルビーの色合い。クランベリーやカシスなどの小粒な果実、スパイス、タバコ、なめし皮などの香りが複雑に調和します。豊かな酸とシルキーなタンニンがバランスよく調和したエレガントなワイン。今飲んでも楽しめますが、瓶熟成により更になめらかな口当たりになることが期待されます。(2021年7月)
- ヴィンテージ情報
- 春先の気温変化が大きい中、萌芽は順調に進みました。生育の早かった昨年と比較すると10日ほど遅い印象でしたが、ほぼ平年並みとなりました。開花期の天候は安定せず結実にばらつきがみられました。梅雨の期間は平年並みの降水があり新梢は順調に生育しました。その後は長雨や日照不足によりヴェレゾンの進みも遅く、非常に難しい年になると思われていましたが、9月の晴天に救われ結果的には健全なブドウの収穫をすることができました。
- 基本情報
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- 【産地】
- 長野県塩尻地区
- 【使用品種】
- メルロー主体
- 【栽培方法】
- 棚式および垣根式栽培
- 【収穫】
- 10月上旬~10月中旬収穫
- 【発酵】
- ステンレスタンクにて26~30度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約13カ月間育成
- 【生産本数】
- 約14,800本