テロワールシリーズ
シャトー・メルシャン 北信シャルドネChâteau Mercian Hokushin Chardonnay
2022年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- チキンのハーブ焼き、白身魚のポアレ、チーズピザなどと合わせたい1本です。
- 概要
- ミネラル感ある味わいにトロピカルな華やかさが加わった、バランスの良い複雑な味わいのワインです。長野県北部千曲川流域の北信地区にある垣根仕立てのシャルドネを区画ごとに発酵させ、各地区の特徴ある原酒をバランスよくブレンドしました。粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさ、砂礫質の右岸からはフレッシュな酸味と力強さが与えられます。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 田村 隆幸
色合いは明るく輝きのある黄金色。パイナップルやレモンなどさわやかな果実の香り、華やかな白い花の香り、更にヴァニラやヨーグルトの香りが奥行きを与えます。口中では豊かな酸、味わいに厚みを与えるミネラルが感じられ、余韻は心地よく続きます。(2023年6月)
- ヴィンテージ情報
- 冬の気温は平年より低く推移し、積雪量は前年の2倍程度となりました。暖かい3月を迎え桜の開花は平年より2日早まり、その後の萌芽および開花時期は、平年並みでした。梅雨の期間も平年並みでしたが、梅雨明け後から8月にかけて、日中は晴れ、夕方から雨となる日が続き、その影響で病気の発生が多少認められたものの、ほぼ健全な状態で収穫することができました。シャルドネは一部の圃場でミッドナイトハーベストを実施しました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月中旬~10月下旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて18~24度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約7カ月間育成
- 【生産本数】
- 約6,000本
2021年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- チキンソテー、ジャガイモグラタン、レモンクリームパスタなどと合わせたい1本です。
- 概要
- ミネラル感ある味わいにトロピカルな華やかさが加わった、バランスの良い複雑な味わいのワインです。長野県北部千曲川流域の北信地区にある垣根仕立てのシャルドネを区画ごとに発酵させ、各地区の特徴ある原酒をバランスよくブレンドしました。粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさ、砂礫質の右岸からはフレッシュな酸味と力強さが与えられます。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 田村 隆幸
色合いは輝きのあるイエロー。パイナップルや蜜のあるリンゴ、熟したグレープフルーツなどさまざまな果実の香りにオーク樽由来のほのかなヴァニラの香りが奥行きを与える華やかなワインです。口中では豊かな酸にミネラルのニュアンスが感じられ、アフターを引き締めています。(2023年5月)
- ヴィンテージ情報
- 冬の平均気温は平年より高く、やや暖冬でした。萌芽時期の4月から5月にかけては夏日を記録する日もあったものの、霜を伴う低温や降雨が続く日もありブドウの生育は鈍化気味でした。7月頃から気温は高くなり生長ステージは平年並みに推移しました。近年の夏季の強い日差しによる果実の日焼けを防ぐため除葉は控えました。成熟期の天候は比較的穏やかに進み、糖酸のバランスの良い健全な果実を収穫することができました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月中旬~10月上旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて22~24度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約7カ月間育成
- 【生産本数】
- 約4,0000本
2020年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- チキンソテー、鮭のクリーム煮、レモンクリームパスタなどと合わせたい1本。
- 概要
- ミネラル感ある味わいにトロピカルな華やかさが加わった、バランスの良い複雑な味わいのワインです。長野県北部千曲川流域の北信地区にある垣根仕立てのシャルドネを区画ごとに発酵させ、各地区の特徴ある原酒をバランスよくブレンドしました。粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさ、砂礫質の右岸からはフレッシュな酸味と力強さが与えられます。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 田村 隆幸
輝きのある明るいイエロー。パイナップル、白桃、蜜のあるリンゴの果実の香り、ヴァニラや焼いたパン、オークのニュアンスなど樽由来の香りが重層的に感じられます。口中では心地よい酸とミネラルが感じられ、アフターを引き締めています。(2021年3月)
- ヴィンテージ情報
- 冬の平均気温は平年と比べ2℃ほど高く、暖冬の様子を呈しました。しかしながら4月下旬の気温は低く推移し、ブドウの萌芽は前年より1~2日程度遅かったです。5月は気温の上昇にともない、新梢は旺盛に生長しました。梅雨は6月中旬から8月1日までと長く、生長は鈍化しましたが、梅雨明け以降は天候が好転し日差しが強く、果実の日焼けを防ぐため除葉を控えました。成熟期が高温だったため果実中の酸度の低下が速く収穫は早まりましたが、果実は健全な状態で収穫することができました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月上旬~10月上旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて18~22度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約4カ月間育成
- 【生産本数】
- 約4,200本
2019年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のソテー、鶏肉のホワイトソース煮、アスパラガスのチーズ焼きなどと合わせたい1本。
- 概要
- ミネラル感ある味わいにトロピカルな華やかさが加わった、バランスの良い複雑な味わいのワインです。長野県北部千曲川流域の北信地区にある垣根仕立てのシャルドネを区画ごとに発酵させ、各地区の特徴ある原酒をバランスよくブレンドしました。粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさ、砂礫質の右岸からはフレッシュな酸味と力強さが与えられます。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
色合いは輝きのある淡いイエロー。パイナップル、グレープフルーツなどの熟した果実のニュアンスに加え、オーク樽での発酵、その後の樽育成由来のヴァニラ、ヘーゼルナッツやアーモンドの香りが程よく調和します。 口中で穏やかな酸を感じた後、ミネラルのニュアンスを感じ、柔らかな果実香が、長い余韻として残ります。(2020年4月)
- ヴィンテージ情報
- 【2019年について】
1年の初めは暖冬となり、積雪は例年に比べ少ない年でした。萌芽は例年並みの4月下旬となりました。梅雨時は断続的に降雨が続き、日照量が不足したものの、結実は良好でした。9月から好天に恵まれましたが気温がやや低かったため、成熟はゆるやかに進み、左岸では9月中旬より収穫が始まり、台風19号の到来前に健全なブドウを収穫することができました。右岸では9月下旬から収穫が始まり、10月中旬には雨の合間を縫った収穫作業を強いられたものの、健全なブドウを収穫することができました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月中旬~10月中旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて18~21度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約6カ月間育成
- 【生産本数】
- 約7,000本
2018年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のソテー、鶏肉のホワイトソース煮、アスパラガスのチーズ焼きなどと合わせたい1本。
- 概要
- ミネラル感ある味わいにトロピカルな華やかさが加わった、バランスの良い複雑な味わいのワインです。長野県北部千曲川流域の北信地域に所在する、垣根仕立ての畑のシャルドネを区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴ある原酒をバランスよくブレンドしました。粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさ、砂礫質の右岸からはフレッシュな酸味と力強さが与えられます。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
輝きのあるイエロー。パイナップル、グレープフルーツや黄桃などの熟した果実に加え、樽発酵・育成由来のヴァニラ、ヘーゼルナッツやアーモンドの香りが調和しています。程よい酸を感じた後、ミネラル感のニュアンスを感じ、コクのある果実味をとらえ、長い余韻を楽しむことができます。(2019年7月)
- ヴィンテージ情報
- 【2018年について】
春は温かく、ブドウの萌芽は早まりました。開花期は天候に恵まれ、結実は良好でした。ブドウの生育期間は、強烈な日射しと乾燥状態により小粒な果房となりました。糖度の上昇と酸の下降が早く推移しましたが、ブドウの熟度に注視し、左岸は9月9日、右岸は9月12日から収穫を開始、糖酸バランスの良いブドウを収穫できました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月中旬~9月下旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて18~21度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約5カ月間育成
- 【生産本数】
- 約7,000本
2017年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のソテー、鶏肉のホワイトソース煮、アスパラガスのチーズ焼き などと合わせたい1本。
- 概要
- ミネラル感ある味わいにトロピカルな華やかさが加わった、バランスの良い複雑な味わいのワインです。長野県北部千曲川流域の北信地区(左岸:長野市、右岸:須坂市・高山村)に所在する、垣根仕立ての畑のシャルドネを区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴ある原酒をバランスよくブレンドしました。粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさ、砂礫質の右岸からはフレッシュな酸味と力強さが与えられます。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
色合いは輝きのあるイエロー。パイナップル、マンゴー、黄桃などの熟した果実に加え、熟した柑橘のニュアンスと樽発酵・育成由来のヴァニラ、コーヒー、アーモンドの香りが調和します。程よい酸を感じた後ミネラル感のニュアンスを感じ、コクのある果実味をとらえ、長い余韻を楽しむことができます。(2018年3月)
- ヴィンテージ情報
- 3月まで雪解けは進まず、4月中旬までは降霜があり寒い日が続き、萌芽は昨年より5日遅れました。5月以降は平年並みの気候となり暑い日が続き、新梢は一気に生長し、ブドウの開花は昨年より2日遅れまで回復しました。6月下旬から7月上旬は蒸し暑さが続き、7月中旬の梅雨明け後は曇天や降雨による日照不足となりましたが、夏季剪定により風通しを良くするなどして健全なブドウの生長を助けました。その後糖度が上がるのを待ち、平年より2週間遅れて9月下旬から10月にかけて収穫を迎えました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区
- 【使用品種】
- シャルドネ
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月中旬~10月下旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて18~21度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約6カ月間育成
- 【生産本数】
- 約7,000本
2014年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(芳醇な味わいの辛口)
- MARIAGE
- 柑橘を搾った白身魚のカルパッチョや蒸し鶏のクリームソースなどと合わせたい1本。
- 概要
- 長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)に所在する、垣根仕立ての畑のシャルドネを醸造・育成した、シャトー・メルシャン最高峰の白ワインです。区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴をバランスよくブレンド。砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスの良い複雑な味わいの白ワインです。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月下旬~10中旬
- 【発酵】
- オーク樽発酵20~22度約20日間
- 【育成】
- オーク樽育成約6カ月間
- 【生産本数】
- 約2,300本
2013年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(芳醇な味わいの辛口)
- MARIAGE
- 柑橘を搾った白身魚のカルパッチョや蒸し鶏のクリームソースなどと合わせたい1本。
- 概要
- 長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)の垣根仕立ての畑のシャルドネを醸造・育成した、『シャトー・メルシャン』最高峰の白。区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴をバランス良くブレンドしました。砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスが良く複雑な味わいの白ワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:ワインメーカー 生駒 元
香りのトップには樽育成由来のほのかな甘いヴァニラやアーモンド、陰からグレープフルーツや温州みかんの香りが顔を出します。口中はさわやかな酸味を伴いながらチャーミングな果実香がバランス良く広がり、時間とともに杏やハチミツなどの香りも。瓶熟成により更に粘性や複雑さが増したところでいただきたいワインです。(2014年6月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
(北信・左岸)4月20日、21日に観測史上最も遅い降雪を記録した寒い春でした。花が雪害にあい、生育の早い果樹は全滅。シャルドネは展葉2枚くらいでしたが、被害はありませんでした。両品種とも萌芽から展葉までの生育は遅れを生じていましたが、5月になると晴れ間が多く順調に生育しはじめました(全く雨が降らなかった)。例年より10日、昨年より11日早く5月29日に梅雨入りしたものの降雨はなく、1週間に1回夕立がパラパラと降る程度。6月6日に激しい降雹があったものの、少雨のため病害虫は皆無でした。その後は2週間に1回一瞬の豪雨が降りましたが、ブドウにとっては適度な灌水となりました。7月6日の梅雨明け宣言後に雨が多くなりましたが3日降り続くことはなく、地表面を激しく流れるだけで土中には沁み込みませんでした。例年になく実止まりが少なく、バラ房(粗着)に。これは、昨年の好天による豊作(収量過多)、春先までの低温、水不足、満開時の雨などさまざまな要因が重なったせいだと考えられます。着色完了後、果房を確認すると例年に比べ小さく果梗が見えるほどのバラ房でした。房重も例年の約半分ほどでしたが、猛暑による日焼け果の発生などはなく順調に生長。寒暖の差が大きくブドウにとって好条件となり、例年より5日早い、腐敗果がない、快適な収穫となりました。総合的な結果は、「適正な収穫量をクリアすることにより得られる品質」を「気候的、人為的ともに実践できた良質なミレジム」でした。(北信・右岸)冬季は例年並みからやや暖かい気候でした。4月は例年より寒気が流れ込み寒かったものの昨年並みに萌芽がはじまりました。5月から暑くなり例年より早い梅雨入りとなりましたが、空梅雨傾向でした。早く梅雨が明けるという発表でしたが、後半は雨天が多く実際は例年並みの梅雨明けのよう。夏期はかなり暑く酸抜けが心配されましたが、8月20日から夕立が一日おきにあり、28日辺りから秋雨前線が北信上空に停滞し9月10日までほぼ毎日雨が降りました。その後天候は回復したものの、今年は成熟期の雨が例年より多い年でした。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月下旬~10中旬
- 【発酵】
- オーク樽発酵20~22度約20日間
- 【育成】
- オーク樽育成約6カ月間
- 【生産本数】
- 約3,000本
2012年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(芳醇な味わいの辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のムニエルや焼き魚、天婦羅のほかにも、鴨肉のローストなどお肉を用いた料理との相性もよい幅のあるワイン。
- 概要
- 長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)の垣根仕立ての畑のシャルドネを醸造・育成した、『シャトー・メルシャン』 最高峰の白。区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴をバランス良くブレンドしました。砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスが良く複雑な味わいの白ワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:ワインメーカー 小林 弘憲
輝きのある金色のワイン。レモンやグレープフルーツのような柑橘香とナッツ、アーモンドやヴァニラのようなオーク樽由来の香りがバランス良く溶け込んでいます。アンズや黄桃など熟した果実を連想させる味わいとともにフレッシュな酸味、酵母由来のうまみなども感じられます。今後の瓶熟成により味わいの深化も期待できる1本です。
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
3月に入っても冷え込む日が続いたものの、平均気温は平年並に推移。しかし、低気圧や前線の影響で雪や雨が増え、降水量が平年よりも多くなり、日照時間が減り、ブドウの発芽が例年より7日から10日ほど遅れました。気温が上がらない日が続き、発芽してから展葉1枚まで2週間から遅い品種では1カ月かかりました。梅雨に入っても雨がまとまって降った日が少ない空梅雨でしたが、8月には猛暑日が続き酸の急激な低下が予想されたため、収穫適期を見極めて9月中旬より収穫を開始しました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- 9月上旬~10中旬
- 【発酵】
- オーク樽発酵20~22度約20日間
- 【育成】
- オーク樽育成約6カ月間
- 【生産本数】
- 約3,000本
2011年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(芳醇な味わいの辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のムニエルや焼き魚、天ぷら、鴨肉のローストなどと相性はぴったり。
- 概要
- 長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)の垣根仕立ての畑のシャルドネを醸造・育成した、『シャトー・メルシャン』 最高峰の白。区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴をバランス良くブレンドしました。砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスが良く複雑な味わいの白ワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:ワインメーカー 小林 弘憲
色調は輝きのある金色。フレッシュな酸味とレモンやグレープフルーツのような柑橘香の中にナッツやヴァニラのようなオーク樽由来の香りがバランス良く溶け込んでいます。アンズや黄桃など熟した果実を連想させるとともに、酵母由来のうまみや複雑み、厚みもあり、上品な味わい。今後の瓶熟成により味わいの深化も期待できる1本です。(2012年6月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
1、2月は暖冬で降雪が少なく、3月からは断続的に寒気が流れ込み5月上旬まで低温傾向に。これにより、ブドウの萌芽から展葉までの生育が例年より遅れました。5月中旬に温暖となり生育遅れを挽回し、昨年より3日遅れて開花。梅雨入り後は雨がスコール化し、亜熱帯地域の雨季を思わせるような梅雨期となりました。雨上がりから葉や新梢が早く乾くという強みを持つ垣根栽培で厳密な管理を行い、質の良いブドウの収穫ができました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区
(左岸:長野市52%、右岸:高山村48%)、
垣根式栽培
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【栽培方法】
- 垣根式栽培
- 【収穫】
- 手摘み/10月上旬~中旬
- 【発酵】
- オーク樽発酵20~22度約20日間
- 【育成】
- オーク樽(新樽96%)育成約6カ月
- 【生産本数】
- 約1,500本
2010年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のお刺身はもちろんのこと、ヒラメ、鯛、マグロなどのお寿司ともぴったり。鴨肉のローストなどお肉を用いた料理との相性もなかなかです。
- 概要
- 長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)の垣根仕立ての畑のシャルドネを醸造・育成した、『シャトー・メルシャン』 最高峰の白。区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴をバランス良くブレンドしました。砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスが良く複雑な味わいの白ワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:ワインメーカー 松山 周平
色は淡いイエロー。パイナップルや洋ナシ、白桃のような華やかな果実香と心地よい樽由来のヴァニラ、トースト香が感じられます。ややかたさはあるものの、熟した果実の味わいと優しい酸が溶け合う厚みのあるワインです。今後の瓶熟成による味わいの深化も期待できます。(2011年6月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
3月までは例年より本州から東に離れて低気圧が発達したため寒気が南下しにくく、昨冬に続き暖冬となりました。4月は上空に寒気が流れ込み低温の日が長く続きました。ゴールデンウィークは高気圧の影響で気温が上がるも、その後は気温の低い日や曇天日が多くなりました。このため、萌芽から満開まで過去10年で最も遅い日を記録。梅雨明け(7月中旬)までの天候は降水量が平年に比べ多く果実が乾く間がないほどであったため、薬剤防除のタイミングの見極めが非常に難しかったです。梅雨明けを境に、太平洋高気圧の張り出しが大きい期間が長く続き9月中旬まで記録的な猛暑となりました。ブドウの生育は初期の大幅な遅れが影響し、着色完了は平年より3日遅れ。また、暑さによる酸度の急激な下降が起こりました。ブドウ果実における熟度と酸度のバランスを考慮した、収穫適期の見極めが難しいヴィンテージでした。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区(左岸:長野市 80%、右岸:高山村 20%)
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【収穫】
- 9月下旬~10月上旬
- 【醸造】
- 20~23度 オーク樽にて発酵 約2週間
- 【育成】
- オーク樽育成 約5カ月
- 【生産本数】
- 約1,220本
2009年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- ソースを添えた白身魚のソテー、帆立貝のバターソテー、ウナギの白焼きなど、手のこんだお料理をおともにいただきたいワインです。
- 概要
- 長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)の垣根仕立ての畑のシャルドネを醸造・育成した、『シャトー・メルシャン』 最高峰の白。区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴をバランス良くブレンドしました。砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスが良く複雑な味わいの白ワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
色調は光沢のある明るい黄色。香りはまだ閉じ気味ながら透明感があり、厚みが感じられます。白桃、黄桃、リンゴ、柚子などの柑橘類、蜜、ほのかなヴァニラ香などが香り、いずれ華やぎそうだという期待感にあふれています。味わいもまだかたいものの厚みがあり、果実味と酸のバランスが程よく(若干酸がひかえめ)とてもなめらかでオイリーさも感じられます。樽に由来する要素と果実感がきっちりと融合したワインです。(2010年8月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
ここ数年の暖冬傾向は変わらず、冬季剪定作業がはかどる気候が続きました。梅雨明け(7月中旬)までの天候は降水量が平年に比べて少なく、気温と湿度が低い日が続いたためブドウの生育はやや遅れました。一方、高温湿潤条件を好むベト病の発生が見られなかったという、いい面もありました。梅雨明けから1カ月は、今までの乾燥状態から一転して降雨量が多く曇天で日照不足が続きました。気温の低い冷涼な日が多かったのが幸いし、病気の発生は少なくて済みました。8月のお盆明け以降から1カ月半は降雨量が極めて少なく晴天が続き、朝晩は例年になく冷え込んだため、ブドウは生育遅れを挽回。糖度の上昇と着色が促進され成熟が短期間のうちに進みました。その後は収穫期まで夜温が低く、早朝は息が白く見えるほど冷え込んだため晩腐病の発生は極めて少なくなりました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区(左岸地区:長野市、右岸地区:須坂市、高山村)
- 【使用品種】
- シャルドネ100%(左岸地区産80%、右岸地区産20%)
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 12.6%
- 【マロラクティック発酵】
- 全体の約10%
- 【総酸度】
- 7.1g/L (酒石酸換算)
- 【残糖度】
- 2.1g/L
- 【平均樹齢】
- 18年
- 【収穫】
- 9月中旬~10月下旬、植栽密度:3,300本/ha、収穫量:6t/ha
- 【醸造】
- 20~22度でオーク樽にて14~25日間発酵
- 【育成】
- 小樽(新樽30%)にて6カ月間育成
- 【剪定方】
- ギヨ式
- 【生産本数】
- 約2,779本
- 【瓶詰め日】
- 2010年5月14日
2008年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 白身魚のソテーにバター系ソースを添えて、コクのある新鮮なエビの焼き物、地鶏を使用したクリームソース系のパスタなど、手をかけた料理を準備して飲みたい1本です。
- 概要
- 長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)の垣根仕立ての畑のシャルドネを醸造・育成した、『シャトー・メルシャン』 最高峰の白。区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴をバランス良くブレンドしました。砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスが良く複雑な味わいの白ワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
シトラス系の果実とともに、よく熟した白桃や蜜、更にはオイリーさも感じるふくよかな香りで、ヴァニラ香が程よいアクセントになっています。味わいにも厚みがあり、奥行きと上品さが感じられます。酸はソフトながら全体にしまりがあり、張りがある味わいです。
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
春先は寒暖の差が大きく、天気は数日の周期で変化したため、ブドウの萌芽はやや遅れ気味に。6月上旬は前線や寒気の影響を受け曇りや雨の日、中旬は高気圧に覆われ晴れの日、下旬は再び雨の日が多くなりましたが、7月には前線の活動が活発でなく晴れて暑い日が続く傾向に。梅雨明け後は晴れて厳しい暑さが続き、ブドウは順調に生育しました。8月は大気の状態が不安定な日が多く多雨となったため、ブドウの葉、果実に病気が発生。9月上旬は高気圧に覆われ晴れて気温が高く、中旬には日中の昇温と朝晩の冷え込みで寒暖の差が大きくなりました。下旬は台風13号、前線、低気圧の影響で曇りや雨のぐずついた天気に。その後、9月中旬までは好天が続き、若干遅れ気味であった糖度の上昇が平年並みに回復。寒暖の差が大きくなったため酸度の急激な下降がなくバランスのとれたブドウが収穫されました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%(左岸地区産80%、右岸地区産20%)
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 12.5%
- 【平均樹齢】
- 17年
- 【収穫】
- 手摘み/9月下旬~10月上旬/収穫量:6t/ha
- 【醸造】
- 20~22度でオーク樽にて14~25日間発酵、10%マロラクティック発酵実施
- 【育成】
- オークの小樽(新樽30%)にて6カ月間育成
- 【生産本数】
- 約2,400本
2007年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 地鶏のもも肉グリルや、骨つき豚肉のグリル、仔牛肉のカツレツなどと飲みたいワインです。
- 概要
- 長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)の垣根仕立ての畑のシャルドネを醸造・育成した、『シャトー・メルシャン』 最高峰の白。区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴をバランス良くブレンドしました。砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスが良く複雑な味わいの白ワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
モモや洋ナシなどの熟した果実に、トースティな香ばしさや若干のスパイスなども感じられる、複雑みのある豊かで力強く上品な香り。味わいも、まろやかなアタックにはじまり、幅のある豊かな味わい。酸は少しかためですが、全体のバランスがとても心地よいワインです。まだまだ若いので、デカンターして飲むことをおすすめします。(2008年9月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
5~6月は気温高めで晴天日も多く、十分な日照に恵まれました。開花はじめは平年より3日早く、しばらくは好天が続いたものの梅雨前半は降雨量が多くなりました。7月は曇天が続き日照不足で気温も低く着色開始は2日遅れ。病気の発生が心配されましたが、梅雨明け後は晴天続きで生育の遅れを挽回、質の良いブドウを収穫することができました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%(左岸地区産54%、右岸地区産46%)
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 12.5%
- 【平均樹齢】
- 16年
- 【収穫】
- 手摘み/9月下旬~10月上旬
- 【醸造】
- 20~22度でオーク樽にて14~25日間発酵、15%マロラクティック発酵実施
- 【育成】
- オークの小樽(新樽46%)にて6カ月間育成
- 【生産本数】
- 約3,300本
2006年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 帆立貝のバターソテー、白身魚のアーモンドフライ、タラや鶏の柚子味噌焼き、エビの揚げワンタンなど、香ばしい料理をおともに飲みたい1本。
- 概要
- 長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)の垣根仕立ての畑のシャルドネを醸造・育成した、『シャトー・メルシャン』 最高峰の白。区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴をバランス良くブレンドしました。砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスが良く複雑な味わいの白ワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
白桃や蜜リンゴなどのよく熟した果実香と、粘性を感じるふくよかな香り。温度が上がるとナッツ、バター、若干のカラメルなど香ばしさもあらわれ、更にはユズに似た柑橘系の香りも広がります。味わいは、とてもなめらかなアタックにはじまり、酸がソフトで厚みがあります。柑橘類の皮を思わせる収れん性が味わいを引き締め、後味にはフレッシュな酸と果実の香りが残ります。若干かたさがあるものの、若々しくて上品なワインです。(2007年10月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
平均気温が平年に比べ約1度ほど低く推移し、冬の寒さ厳しく久しぶりの厳冬となりました。3月に入り、平年に比べ気温も高くなりはじめましたが、4月は一転し低温で推移したため、春先の萌芽期から5月中旬の展葉期までブドウの生育は約1週間ほど遅れました。生育初期、曇天、日照不足で推移し、開花は平年より1週間ほどの遅れ。また、この期間の天候の影響で、開花から落花までの期間は例年になく非常に長くなりました。梅雨明け後は連日真夏日となりながらも生育ステージの遅れは取り戻せず、着色開始は例年と比べて約5日の遅れとなりました。幸いなことにその後の天候のおかげで病害の発生はほとんどなく、糖度は十分に上昇し健全なブドウを収穫することができました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区(左岸地区:長野市、右岸地区:須坂市、高山村)
- 【使用品種】
- シャルドネ100%(左岸地区産54%、右岸地区産46%)
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 12.8%
- 【平均樹齢】
- 15年
- 【収穫】
- 右岸:10月3日~10月10日、左岸:9月24日~10月1日
- 【醸造】
- オーク樽発酵 20~22度 14~25日間
- 【育成】
- オーク樽育成 8カ月(新樽62%)
- 【生産本数】
- 3,340本
2005年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 手長エビのグリル、鶏もも肉のバターソテー、ホワイトアスパラのゴマクリーム添えなどと飲みたいワインです。
- 概要
- 長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)の垣根仕立ての畑のシャルドネを醸造・育成した、『シャトー・メルシャン』 最高峰の白。区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴をバランス良くブレンドしました。砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスが良く複雑な味わいの白ワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
色調は光沢のあるきれいな黄色。閉じ気味ながら、ヴァニラ、熟したリンゴや柑橘系果実、マンゴーなど、フレッシュさとともに深みを感じられる香り。時間が経つと、カラメルやトースティーな香りも加わります。果実味が充実し酸は比較的ソフト、全体的にふくよかな印象で厚みときめの細やかさが感じられる味わいです。(2006年4月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
春先は少雨で日照量も多く、6月の開花期は良好な気候で平年並み。春先の萌芽期までは10日ほどの遅れがありましたが、7月までには5日ほどの遅れにまで回復しました。栽培管理も十分で、8月まで健全を維持。9月に入ってからはブドウの成熟も順調に推移し、高めの気温にもかかわらず深刻な病害も出ず、10月上旬から左岸のブドウの収穫がはじまりました。昨年のような台風の被害はなく、よく熟した質の良いブドウが収穫されました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区(豊野町57%、須坂市・高山村43%)
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 12.8%
- 【平均樹齢】
- 14年
- 【収穫】
- 9月下旬~10月上旬
- 【醸造】
- 樽発酵 18~23度 14~18日間
- 【育成】
- 小樽育成 5カ月 (新樽71%)
- 【生産本数】
- 3,621本
2004年
絶妙なバランスを追求した白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- クルミを添えた熟したカマンベール、なめたカレイのバター焼きなど、香ばしさとふくよかさを感じられるものをおともにいただきたいワインです。
- 概要
- 長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)の垣根仕立ての畑のシャルドネを醸造・育成した、『シャトー・メルシャン』 最高峰の白。区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴をバランス良くブレンドしました。砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスが良く複雑な味わいの白ワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
ロースト香、ヴァニラ、熟したリンゴや白桃、ナッツなど、少し閉じ気味ながらふくよかさや奥深さが感じられる香り。ブドウがよく熟した様子が手に取るようにわかり、香ばしさとのバランスに優れています。アタックからクリーミーさに秀で、酸はひかえめながらフレッシュな状態でグリップも感じられる味わいです。(2005年7月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
比較的穏やかな冬を過ごした後、春の萌芽から平年に比べ生育ステージは早い傾向にありました。しかし4月下旬、気温の低下に伴い霜害が懸念され、いくつかの畑ではヒーターを焚くなど霜害回避に努力しました。この傾向は短期間のうちに変化し、続く開花期および着色期まで良好な天候が続きました。他の産地同様、開花期間および着色期間は平年に比べ短く、良年の傾向。特に左岸での熟期が平年に比べ早い傾向にあり、新鶴地区のシャルドネ同様非常に均一で適熟を迎えた健全果が収穫されました。全体の収穫量は少ない年でした。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区(豊野町57%、須坂市・高山村43%)
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 12.6%
- 【平均樹齢】
- 13年
- 【収穫】
- 9月20日~10月4日
- 【醸造】
- 樽発酵 12~15度 16日間
- 【育成】
- 小樽育成 7カ月 (新樽86%)
- 【生産本数】
- 3,676本
2003年
絶妙なバランスを持つ究極の白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- 鶏もも肉のバターソテー、車海老の天ぷら、カリッと揚げた小魚をのせたクリームパスタなど、香ばしくクリーミーな料理とおともにゆっくり時間をかけて飲みたい1本。
- 概要
- 長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)の垣根仕立ての畑のシャルドネを醸造・育成した、『シャトー・メルシャン』 最高峰の白。区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴をバランス良くブレンドしました。砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスが良く複雑な味わいの白ワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
まだ閉じ気味ながら、黄桃、パイナップル、トースト、キャラメル、栗など、クリーミーで深みのある香りです。味わいも、ふっくらと充実した果実味で、酸も程よくバランスしています。オイリーな食感で余韻も長く、ヴァニラ・キャラメルのような甘く香ばしい香りが後味に残るワインです。(2004年8月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
7~8月は曇天日が続き、やや日照不足傾向。しかし、気温は高めに推移し降水量も8月を除くと少なく、ブドウの生育は順調でした。収穫は例年に比べ若干遅く、9月下旬~10月中旬。通常の年に比べ、各区画の等高線に応じた果実の熟度が観察され、これに応じた収穫が行われました。近年では特異な年という印象があります。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県須坂市、豊野町および高山村 (右岸58%、左岸42%)
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 13%
- 【平均樹齢】
- 12年
- 【収穫】
- 9月下旬~10月下旬
- 【醸造】
- 樽発酵 18~24度 14~25日間
- 【育成】
- 小樽育成 8カ月 (新樽73%)
- 【生産本数】
- 2,808本
2002年
絶妙なバランスを持つ究極の白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- ウズラやキジ、カニなど、味わい豊かな素材を香ばしく調理していただきたいワインです。
- 概要
- 長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)の垣根仕立ての畑のシャルドネを醸造・育成した、『シャトー・メルシャン』 最高峰の白。区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴をバランス良くブレンドしました。砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスが良く複雑な味わいの白ワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
まだ香りは閉じ気味ながら、ヴァニラ、カラメル、白桃、熟した蜜入りリンゴ、バターなどが感じられます。力強さと上品さを兼ね備えた香りは、時間とともに少しずつ広がっていきます。ふっくらしたアタックと、とてもきれいな酸が程よくバランスし、厚みのある引き締まったボディーでシルキーな舌触りがとても心地よい味わいです。今飲むなら、早めのデカンターをおすすめします。(2003年12月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
萌芽までの気温は平年に比べ高く、10日以上早い開花期を迎えました。しかし、その後気温が平年よりやや低く推移したため、4~5日早い生育傾向に。梅雨は、空梅雨傾向で推移し、若干低温だったため生育は平年並みに戻りました。例年にない早い台風の襲来があったものの被害はなく、順調に成熟期を迎えました。夏期は高温、少雨、多照となったが、8月下旬から気温は低く推移。9月に入って気温が高めになり、ブドウの成熟も順調に推移。収穫時期の天候は比較的安定し、病害の発生は少なく、十分成熟するまで収穫期を遅らせることができ満足のいくブドウが得られました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区(豊野町、須坂市および高山村)
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 13.1%
- 【平均樹齢】
- 11年
- 【収穫】
- 9月下旬~10月下旬
- 【醸造】
- 樽発酵 18~24度 15~25日間
- 【育成】
- 小樽育成 9カ月 (新樽80%)
- 【生産本数】
- 3,893本
2001年
絶妙なバランスを持つ究極の白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- 概要
- 長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)の垣根仕立ての畑のシャルドネを醸造・育成した、『シャトー・メルシャン』 最高峰の白。区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴をバランス良くブレンドしました。砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスが良く複雑な味わいの白ワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
色調はやや濃いめのイエロー。現時点で香りの要素はひかえめではあるものの、黄色い果実香などは安定して存在し鼻腔に感じられます。すっきりした味わいが特徴のややかための酒質には多くの酸やエキスが含まれており、これからの育成が楽しみなワインです。
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
低温、また近年にはない多い降雪量を記録した冬から、寒暖差の激しい春を迎え、ブドウの萌芽、展葉はやや不揃いとなりました。その後気温は平年に比べやや高めに推移し、生育のステージは均一に。梅雨明けは例年に比べ19日も早く記録され、その後も高温続きの毎日。降雨量は少なく日照時間も多い猛暑で旱魃(かんばつ)気味の中、成熟期は例年に比べ数日早まりました。この結果健全で十分成熟した、黄金色に色づいたシャルドネが収穫されました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 12.8%
- 【平均樹齢】
- 10年
- 【収穫】
- 9月中旬~10月中旬
- 【醸造】
- 樽発酵 18~25度 15日間
- 【育成】
- 小樽育成 9カ月 (新樽100%)
- 【生産本数】
- 2,751本
2000年
絶妙なバランスを持つ究極の白ワイン
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- 概要
- 長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)の垣根仕立ての畑のシャルドネを醸造・育成した、『シャトー・メルシャン』 最高峰の白。区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴をバランス良くブレンドしました。砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスが良く複雑な味わいの白ワインです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:名越 康子(なごし やすこ)
ブドウがとてもよく熟した日本の2000年ヴィンテージを代表するシャルドネ。樽からの個性を加えられた香りは、ワラや燻したような特徴もあり落ち着いたものになっています。厚みのあるなめらかな味わいに加えて、成長著しいシャルドネからの酸もしっかりと存在し、味わいに複雑性を加えています。(2001年8月)
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
2000年ブドウの生育状況は萌芽、開花、着果と例年並みの生育状況でした。真夏の猛暑に続く局地的な大雨による降水量の影響が心配されたものの、長野の産地では夏季乾燥状態が長く続いたため、例年よりブドウ果の成熟が良好に。シャルドネについては、まさに黄金色に色づいた果実が収穫できました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 長野県北信地区
- 【使用品種】
- シャルドネ100%
- 【容量】
- 750ml
- 【アルコール度数】
- 12.7%
- 【平均樹齢】
- 9年
- 【収穫】
- 9月下旬~10月上旬
- 【醸造】
- 新樽発酵 18~23度 20~25日間
- 【育成】
- 小樽育成 10カ月 (新樽100%)
- 【生産本数】
- 3,200本